Hitachi Command Suite システム構成ガイド
CIM/WBEM機能で性能情報を取得する場合のシステム構成は,ストレージシステムの機種によって異なります。
図8-2 ストレージシステムの性能情報を収集する場合のシステム構成例
- ストレージシステム
- 性能情報の取得対象となるストレージシステムです。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPの性能情報は,ストレージシステム内のコマンドデバイスを利用して性能情報を収集するホスト(Device Managerエージェント)が情報を取得し,Device Managerサーバに通知します。
- ミッドレンジストレージ(HUS100,Hitachi AMS2000,Hitachi SMSまたはHitachi AMS/WMS)の性能情報は,Device Managerサーバがストレージシステムから直接収集します。
- 性能情報を収集するホスト
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPの性能情報を取得する場合に必要です。Virtual Storage Platformの場合はバージョン7.0以降,Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPの場合はバージョン5.9以降のDevice Managerエージェントをインストールする必要があります。
- 性能情報を収集するホストは,管理サーバと同一マシンとする運用を推奨します。
- 性能情報を収集するホストを管理サーバとは別のマシンとする場合,性能情報を収集するホストとして利用できるOSは,Windows,Solaris,Linuxだけです。HP-UXまたはAIXのホストでは性能情報を収集できません。
- なお,Device Managerエージェントのhdvmagt_settingコマンドで一括管理構成の設定をしておくことを推奨します。
- 管理サーバ
- バージョン5.9以降のDevice Managerサーバがインストールされ,CIM/WBEM機能が有効になっていることが必要です。
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