Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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2.8 Hitachi Command Suite製品のURLの変更(hcmds64chgurlコマンド)

GUIに登録されている各Hitachi Command Suite製品のURLをhcmds64chgurlコマンドで変更します。

次の構成変更に伴い,運用開始後にHitachi Command Suite製品のURLが変更になった場合には,GUIに登録されている各Hitachi Command Suite製品のURLもhcmds64chgurlコマンドで変更する必要があります。

操作手順

  1. hcmds64chgurlコマンドを実行します。

    Windowsの場合:
    Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ\Base64\bin\hcmds64chgurl {/print | /list | /change 変更前のURL> <変更後のURL | /change 変更後のURL /type Hitachi Command Suite製品の名称}

    Linuxの場合:
    Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ/Base64/bin/hcmds64chgurl {-print | -list | -change 変更前のURL> <変更後のURL | -change 変更後のURL -type Hitachi Command Suite製品の名称}
    • print
      現在登録されているURLとプログラムのリストを表示する場合に指定します。
    • list
      printオプションと同じ内容を異なるフォーマットで表示する場合に指定します。
    • change
      URLを変更する場合に指定します。
    • type
      特定のHitachi Command Suite製品のURLだけを変更する場合に,対象の製品の名称を指定します。Device ManagerのURLだけを変更する場合には,DeviceManagerと指定します。Tiered Storage ManagerのURLだけを変更する場合には,TieredStorageManagerと指定します。Replication ManagerのURLだけを変更する場合には,ReplicationManagerと指定します。そのほかのHitachi Command Suite製品の名称については,それぞれのマニュアルを参照してください。
    注意
    • 指定するURLは,プロトコルとポートを含む完全なURLである必要があります。IPv6アドレスは使用できません。IPv6環境ではホスト名で指定してください。以下にその例を示します。
      http://hostname:22015
    • クラスタ環境への移行に伴いURLを変更する場合は,<変更後のURL>は次の形式で指定してください。
      http://論理ホスト名:ポート番号
  2. Windowsの場合は,ショートカットファイルのURLを変更します。

    Windows Server 2008 R2の場合:
    スタート]-[すべてのプログラム]-[Hitachi Command Suite]-[Login - HCS]を右クリックして,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブのURLを変更します。

    Windows Server 2012またはWindows Server 2012 R2の場合:
    スタート画面からアプリケーションの一覧画面を表示し,[Hitachi Command Suite]の[Login - HCS]を右クリックして,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブのURLを変更します。
    URLの形式は次のとおりです。
    プロトコル://管理サーバのIPアドレス:ポート番号/DeviceManager/
    • プロトコル
      非SSL通信の場合はhttp,SSL通信の場合はhttpsを指定します。
    • 管理サーバのIPアドレス
      管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を指定します。
    • ポート番号
      user_httpsd.confファイルのListen行に指定したポート番号を指定します。非SSL通信の場合は非SSL通信用のポート番号(デフォルト:22015),SSL通信の場合は,SSL通信用のポート番号(デフォルト:22016)を指定してください。
      user_httpsd.confファイルの格納先は次のとおりです。
      Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ\Base64\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf

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