Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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2.7.2 管理サーバのIPアドレスの変更

変更後のIPアドレスをHitachi Command Suite製品に反映するには,user_httpsd.confファイルを編集したあと,マシンを再起動します。

前提条件

次の情報の確認

注意
クラスタ構成ファイル(cluster.confファイル)の設定は変更しないでください。

操作手順

  1. Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
  2. user_httpsd.confファイルを編集します。
    ServerNameディレクティブに変更前のIPアドレスが指定されている場合は,ホスト名または変更後のIPアドレスに変更します。
    • Windowsの場合:
      Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ\Base64\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf
    • Linuxの場合:
      Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ/Base64/uCPSB/httpsd/conf/user_httpsd.conf
    重要
    • httpsd.confファイルは編集しないでください。
    • user_httpsd.confファイルの設定ではホスト名を指定することをお勧めします。
  3. 管理サーバのIPアドレスを変更し,マシンを再起動します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントの設定ファイルを変更する前に,管理サーバのIPアドレスを変更していた場合は,ここではマシンの再起動だけを実行してください。
  4. Hitachi Command Suite製品のサービスが起動していることを確認します。
  5. Hitachi Command Suite製品のURLにIPアドレスを使用している場合は,管理サーバにインストールされている全Hitachi Command Suite製品の設定を変更します。
  6. 運用環境によって,各Hitachi Command Suite製品の設定を見直します。
  7. データベースをバックアップします。
    IPアドレスを変更するとバックアップしたデータベースは使用できなくなります。

関連概念

関連タスク

関連参照

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