Hitachi Command Suite インストールガイド
Hitachi Command Suiteをインストールするためには,前提条件に合わせてマシン環境を整え,インストーラーで指定する情報を決めておく必要があります。
- マシン要件および前提プログラムの確認
詳細は,「ソフトウェア添付資料」を参照してください。- インストールマシンの事前確認および事前設定
- Tuning Managerのサービス停止(上書きまたはアップグレードインストールの場合)
- Tuning Manager - Agent for SAN Switchのサービス(同一管理サーバに,バージョン6.3より前のTuning Manager - Agent for SAN Switchがインストールされている場合)
- Tuning Managerサーバのサービス(Tuning Managerとリモート接続している場合)
- Tiered Storage Managerのタスクの実行(バージョン7.1.0以前からアップグレードインストールする場合)
未完了(待機中,実行中,中止中)のタスクがある場合,次のどちらかを行ってください。
- [タスク & アラート]タブまたはExecuteTaskコマンドでタスクを実行する。
- [タスク & アラート]タブまたはCancelTaskコマンドでタスクをキャンセルし,アップグレードインストール後に新しいタスクとして登録し直す。
- ユーザーグループ名の確認(バージョン7.1.0~7.5.0からアップグレードインストールする場合)
バージョン7.6.0以降にアップグレードインストールすると,プライベート論理グループが作成され,その配下にユーザーグループごとのトップフォルダが作成されます。このとき,ユーザーグループ名がフォルダ名の初期値として使用されます。User ManagementのAdmin権限のあるユーザーは,アップグレードインストール前に,ユーザーグループ名を確認しておいてください。
プライベート論理グループについては,マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド」を参照してください。- Plug-in for Virtualization Server Provisioningの削除(バージョン7.1.1~7.6.1からアップグレードインストールする場合)
Plug-in for Virtualization Server Provisioningを使用している場合は削除してください。バージョン8.0.0以降では,Plug-in for Virtualization Server Provisioningは利用できません。- ウィルス検出プログラムの停止
ウィルス検出プログラムが稼働していると,インストールの速度が低下したり,インストールが実行できなかったり,または正しくインストールできなかったりすることがあります。- 次の情報の確認
- インストール先のパス(新規インストール時)
- データベースファイルの格納先(新規インストール時)
- 管理サーバの情報(新規インストール時)
- メモリーヒープサイズ
- データベースファイルのバックアップ先またはエクスポート先(管理サーバにすでにHitachi Command Suite製品がインストールされている場合)
- Hitachi Command Suite製品のサービスを登録するリソースグループ名(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- 論理ホスト名(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- 実行系ノードのホスト名(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- 待機系ノードのホスト名(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- データベースの格納先(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.