Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
GetAlertsコマンドは,Device Managerサーバが管理しているアラートを取得します。
重要
- Device Managerでは,システム全体で50万件までのアラートを管理できます。50万件を超えると古いアラートから自動的に削除されます。
- 発生元(source)ごとのアラート数は,定期的な管理をお勧めします。1つの発生元当たり1万件を目安に,不要なアラートを削除してください(NAS Platformの場合,1万件を超えると古いアラートから自動的に削除されます)。アラートの削除については,「4.5.2 DeleteAlerts」を参照してください。
- GetAlertsコマンドは,最大で5万件のアラートを取得できます。システム全体のアラート数が5万件を超える場合は,パラメーターを指定してアラートを絞り込んでください。アラートの発生元(sourcefilter),発生日時(timefilter),および取得するアラート数(countfilter)で絞り込むことができます。
参考
- HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,およびHitachi SMSの場合,ハードディスク障害のアラートを検出すると,Alertインスタンスのcomponent属性に障害が発生したドライブの番号が次のどちらかの形式で出力されます。
- Disk Drive #ドライブ番号 ( Unitの位置 - HDUの位置 )
- Disk Drive #ドライブ番号
- このドライブの番号は,ハードディスクの物理的な位置を示す番号ではありません。ハードディスクの物理的な位置は,Unitの位置とHDUの位置で示します。これらの位置情報が出力されない場合,ドライブ番号を使って計算する必要があります。計算方法については,「5.1 Alertインスタンス」を参照してください。
パラメーター名 指定のレベル 説明 sourcefilter※ 任意 取得するアラートの発生元
ストレージシステムまたはファイルサーバ(ホスト)のオブジェクトIDを指定します。timefilter※ 任意 その日時以降のアラートだけを取得します。
「YYYY/MM/DD HH:MM:SS」形式で指定します。countfilter※ 任意 取得するアラートの最大数
- 注※
- 複数のパラメーターを指定した場合,sourcefilter,timefilter,countfilterの順番に絞り込まれます。
- sourcefilter
- ストレージシステムの場合,GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のobjectID値をパラメーターsourcefilterに指定してください。
- ファイルサーバの場合,GetHostコマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターhostnameにホスト名を指定するか,パラメーターhostfilter に「FILE_SERVER」を指定します。実行結果のobjectID値をパラメーターsourcefilterに指定してください。
HiCommandCLI GetAlerts -o "D:\logs\GetAlerts.log" "sourcefilter=ARRAY.R800.10182" "timefilter=2014/04/01 00:00:00" "countfilter=2"RESPONSE: An instance of Alerts Contains 2Alert instances: An instance of Alert number=8 type=Server source=ARRAY.R800.10182 severity=3 component=DKUドライブ description=DKUドライブ において Serious エラーが検出されました。 actionToTake=カスタマサポート部へ連絡してください。 data=コンポーネントは停止しています. timeOfAlert=2014/07/07 17:53:59 An instance of Alert number=7 type=Server source=ARRAY.R800.10182 severity=3 component=DKC Environment description=DKC Environment において Serious エラーが検出されました。 actionToTake=カスタマサポート部へ連絡してください。 data=コンポーネントは停止しています. timeOfAlert=2014/07/07 17:53:59
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