Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.31 DeletePool

DeletePoolコマンドは,DPプールを削除し,DPプールを構成するプールボリューム,PDEV,およびパリティグループとの関連づけを解除します。

重要
  • このコマンドは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,HUS VM,HUS100,およびHitachi AMS2000でだけ使用できます。
  • HUS150の場合,暗号化されたHDPプールを削除すると,削除対象のHDPプールを構成するすべてのドライブ(PDEV)の暗号化が解除されます。
  • 重複排除機能(dedupe and compression)が有効なDPプールは削除できません。

DPプールを削除する場合,DPプールとDPボリュームのすべての関連づけが解除されている必要があります。DPプールとDPボリュームの関連づけの解除については,「4.1.83 ModifyVirtualVolume」を参照してください。

パラメーター

表4-34 DeletePoolコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号
model 必須 ストレージシステムのモデル
poolid 必須 プールID
削除するDPプールのプールIDを指定します。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

poolid
GetStorageArray (subtarget=Pool)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,poolIDAn instance of Poolの下に表示されます。この値をpoolidとして指定してください。

コマンド実行例

この例では,ストレージシステム(シリアル番号:15065,モデル:USP_V)のプールIDが0poolid0)のHDPプールを削除しています。

HiCommandCLI DeletePool -o "D:\logs\DeletePool.log" model=USP_V serialnum=15065 poolid=0

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)

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