Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.32 DeletePPortFromPRPU

DeletePPortFromPRPUコマンドは,物理リソースグループに属するポートを,特定の物理リソースグループから削除し,リソースグループのIDが0の物理リソースグループ(meta_resource)に移動します。

重要
  • このコマンドはVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルでだけ使用できます。
  • 複数のポートの所属先を削除する場合は,バッチ機能を使用してください。バッチ機能については「6. バッチ機能」を参照してください。

書式

HiCommandCLI [URL] DeletePPortFromPRPU [オプション] model=モデル 
serialnum=シリアル番号 {port=ポート番号|portname=ポート名}

パラメーター

表4-35 DeletePPortFromPRPUコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号
model 必須 ストレージシステムのモデル
port 任意 物理リソースグループに属するポート番号
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
portname 任意 物理リソースグループに属するポート名
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

port
GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPortを指定してください。実行結果では,An instance of Portの下に必要なportID値が表示されます。このportID値をパラメーターportの値として指定してください。

portname
GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameAn instance of Portの下に表示されます。この値をportnameとして指定してください。

コマンド実行例

この例では,ストレージシステム(モデル:VSP G1000,シリアル番号:10139)の物理リソースグループに属するポート(ポート番号:11)を,所属先の物理リソースグループから削除します。

HiCommandCLI DeletePPortFromPRPU -o "D:\logs\DeletePPortFromPRPU.log" "model=VSP G1000" "serialnum=10139" "port=11"

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)

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