Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.33 DeleteQuorumDiskID

DeleteQuorumDiskIDコマンドは,global-active deviceで使用しているQuorumディスクに関する情報をストレージシステムから削除します。

重要
  • このコマンドはVSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-01-4X-XX/XX以降),VSP G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル(マイクロコードのバージョンが83-01-2X-XX/XX以降),およびVSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XXXX以降)でだけ使用できます。
  • ボリュームが設定されているQuorumディスクのIDを削除できます。
  • QuorumディスクのIDを使用しているglobal-active deviceのコピーペアがある場合,そのIDは削除できません。
    QuorumディスクのIDが使用されているかどうかはGetStorageArray (subtarget=ReplicationInfo)コマンドにパラメーターquorumdiskidfilterを指定して確認してください。
  • P-VOLおよびS-VOLの両方のストレージシステムからQuorumディスクのIDを削除してください。

書式

HiCommandCLI [URL] DeleteQuorumDiskID [オプション] 
model=モデル serialnum=シリアル番号
quorumdiskid=QuorumディスクID

パラメーター

表4-36 DeleteQuorumDiskIDコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号
model 必須 ストレージシステムのモデル
quorumdiskid 必須 QuorumディスクのID
削除するQuorumディスクのIDを指定します。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

quorumdiskid
P-VOLおよびS-VOL両方のストレージシステムに対してGetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドを実行し,その実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはQuorumDiskを指定してください。実行結果では,ストレージシステムで使用されているquorumDiskID値がAn instance of QuorumDiskの下に表示されます。このquorumDiskIDをパラメーターquorumdiskidの値として指定してください。

コマンド実行例

この例では,ストレージシステム(モデル:VSP G1000,シリアル番号:60001)からQuorumディスクのID(QuorumディスクID:3)を削除します。

HiCommandCLI DeleteQuorumDiskID -o "D:\logs\DeleteQuorumDiskID.log" "model=VSP G1000" "serialnum=60001" "quorumdiskid=3"

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)

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