Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
DeleteQuorumDiskIDコマンドは,global-active deviceで使用しているQuorumディスクに関する情報をストレージシステムから削除します。
- 重要
- このコマンドはVSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-01-4X-XX/XX以降),VSP G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル(マイクロコードのバージョンが83-01-2X-XX/XX以降),およびVSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XX/XX以降)でだけ使用できます。
- ボリュームが設定されているQuorumディスクのIDを削除できます。
- QuorumディスクのIDを使用しているglobal-active deviceのコピーペアがある場合,そのIDは削除できません。
QuorumディスクのIDが使用されているかどうかはGetStorageArray (subtarget=ReplicationInfo)コマンドにパラメーターquorumdiskidfilterを指定して確認してください。- P-VOLおよびS-VOLの両方のストレージシステムからQuorumディスクのIDを削除してください。
HiCommandCLI [URL] DeleteQuorumDiskID [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 quorumdiskid=QuorumディスクID表4-36 DeleteQuorumDiskIDコマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号 model 必須 ストレージシステムのモデル quorumdiskid 必須 QuorumディスクのID
削除するQuorumディスクのIDを指定します。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- quorumdiskid
- P-VOLおよびS-VOL両方のストレージシステムに対してGetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドを実行し,その実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはQuorumDiskを指定してください。実行結果では,ストレージシステムで使用されているquorumDiskID値がAn instance of QuorumDiskの下に表示されます。このquorumDiskIDをパラメーターquorumdiskidの値として指定してください。
この例では,ストレージシステム(モデル:VSP G1000,シリアル番号:60001)からQuorumディスクのID(QuorumディスクID:3)を削除します。
HiCommandCLI DeleteQuorumDiskID -o "D:\logs\DeleteQuorumDiskID.log" "model=VSP G1000" "serialnum=60001" "quorumdiskid=3"RESPONSE: (Command completed; empty list returned)
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