Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルを使用している場合,ストレージシステムビューからStorage Navigatorおよびmaintenance utilityの画面を表示できます。表示方法と,使用できる機能は次のとおりです。
- [リソース]タブで対象のストレージシステムを選択し,ツリーを展開して表示
- コンポーネント
MPブレードの情報の参照,編集などができます。- ポート/ホストグループ/iSCSIターゲット
ホストグループやiSCSIターゲットの作成,編集,削除,LUNパスの追加などができます。- キャッシュパーティション
CLPRの作成,移動,編集,削除などができます。- 暗号化鍵
ボリュームのデータを暗号化するための暗号化鍵について設定できます。- ライセンスキー
ストレージシステムのプログラムプロダクトのライセンス管理ができます。- Maintenance Utility(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルを使用している場合)
ストレージシステムの情報やアラートの設定,監査ログの設定を変更できます。ストレージシステムの日時設定を変更する場合は,SVPの日付と時刻の設定も合わせて変更する必要があります。
重要
- VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルを使用している場合でmaintenance utilityで設定を変更したときは, ストレージシステムのロックが解除されたことを確認してから画面を閉じてください。ロック中にmaintenance utilityの画面で
(閉じる)ボタンをクリックして画面を閉じると,ストレージシステムが最大で12時間ロックされた状態になるおそれがあります。解除の手順については,ストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- [リソース]タブで対象のストレージシステムのツリーを展開し,[DPプール],[パリティグループ],[ボリューム],[外部ストレージ]のどれかを右クリックして[System GUI]から表示
対象のリソースに対して詳細な設定ができます。- [リソース]タブで対象のストレージシステムを右クリックして表示
- レポート
構成レポートの作成,ダウンロード,削除,CSV出力ができます。詳細は,Storage Navigatorのマニュアルを参照してください。- 性能モニタ
ストレージシステムに内蔵されているハードディスクドライブやボリューム,各種プロセッサなどのストレージリソースの利用率を測定できます。
ストレージシステムのボリューム複製機能の性能情報や,アクセスパス利用率などを確認する場合に使用します。詳細は,Performance Managerのマニュアルを参照してください。- レプリケーションダッシュボード
ローカルレプリケーションおよびリモートレプリケーションのペア情報を参照します。- ローカルレプリケーション
ShadowImageペア管理,Thin Imageペア管理,コンシステンシーグループ情報の参照,ボリュームのペア管理ができます。詳細は,ShadowImageのマニュアルまたはThin Imageのマニュアルを参照してください。- リモートレプリケーション
TrueCopyペア管理,Universal Replicatorペア管理,global-active deviceペア管理,およびミラー管理ができます。詳細は,TrueCopyのマニュアル,Universal Replicatorのマニュアル,またはglobal-active deviceのマニュアルを参照してください。- ジャーナル
ジャーナルの作成,編集,削除などができます。詳細は,Universal Replicatorのマニュアルを参照してください。- リモート接続
リモート接続とパス情報の参照,パスの追加などができます。詳細は,TrueCopyのマニュアル,Universal Replicatorのマニュアル,またはglobal-active deviceのマニュアルを参照してください。- その他の機能
上記以外のStorage Navigatorの機能が使用できます。
(参考:14.2.6 その他の機能から起動できる操作)
参考
- Storage Navigator起動時のセキュリティを強化したいときは,client.propertiesファイルでclient.launch.em.secureプロパティの値を設定します。このプロパティについては,マニュアル「Hitachi Command Suiteシステム構成ガイド」を参照してください。
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