Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
コピーペア構成定義ファイル作成後,Replication Managerのコピーペア状態の変更ウィザードを起動し,ShadowImageのペアを作成します。
すべてのコピーペアの作成が完了すると,移行先ストレージシステムでバックアップの運用を開始できます。必要に応じてバックアップスクリプトを再開してください。
作成できるコピーペアの条件については,「コピーペア構成を移行する場合の注意事項」を参照してください。
移行先ストレージシステムにShadowImageのペアを作成するには
- [モビリティ]タブから[マイグレーションプロジェクト]を選択します。
- ツリーを展開して,対象のマイグレーションジョブを選択します。
- [コピーペア構成の移行フロー]タブを選択し,[ShadowImageペア作成]の[実行]ボタンをクリックします。
- ShadowImageペア作成ダイアログで,対象のコピーグループを選択します。
- [コピーペア作成]ボタンをクリックし,Replication Managerのコピーペア状態の変更ウィザードを起動します。
- [1. コピーペアの選択]で,対象のコピーペアを選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
- [2. コピーペア操作の選択]で,コピーペアの情報を確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
- [3. スケジュール設定]で,すぐにタスクを実行する場合は[即時実行]を選択し,タスクの実行日時を指定する場合は[スケジュール実行]を選択してください。
[スケジュール実行]を選択した場合は,スケジュール実行の[実行日時]を指定して[次へ]ボタンをクリックします。- [4. 確認]で,コピーペアの設定を確認後,[はい,上記の情報を確認した上でペア状態を変更します。]チェックボックスを選択し,[確認]ボタンをクリックします。
- [5. 完了]で,タスクの生成の完了を確認し,[完了]ボタンをクリックします。
コピーペア状態の変更ウィザードで指定した設定項目がReplication Managerのタスクとして登録されます。Replication Managerのタスク完了時に,コピーペアの状態をShadowImageペア作成ダイアログの[状態]で確認できます。登録されたタスクの実行状態および実行結果は,ShadowImageペア作成ダイアログの[HRpMタスク一覧参照]ボタンをクリックして,Replication Managerのタスク一覧で確認してください。
参考
- 登録済みのタスクの実行日時を変更したい場合は,以下の手順で登録したタスクを削除してから,コピーペアを再作成してください。
- ShadowImageペア作成ダイアログの[HRpMタスク一覧参照]ボタンをクリックし,Replication Managerのタスク一覧を表示します。
- タスク一覧から,削除するタスクのチェックボックスを選択し,[タスク削除]ボタンをクリックします。
- タスク削除ダイアログで,削除するタスクを確認後,[はい,上記の情報を確認しました。]チェックボックスを選択し,[確認]ボタンをクリックします。
Replication Managerのタスク一覧からタスクが削除されます。
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