Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
タスクが失敗して次のステップに進めなくなったとき,マイグレーションジョブのボリュームのデータ移行ステータスを変更し,再びマイグレーションジョブを進めることができるようにします。
- タスクに関連するリソースの構成の,次のどちらかの状態への復旧
- タスクを実行する前の状態
- タスクが実行された状態
失敗したタスクのステータスを手動で変更するには
- [モビリティ]タブから[マイグレーションプロジェクト]を選択します。
- ツリーを展開して,対象のマイグレーションジョブを選択します。
- [タスク]タブで対処が完了したタスクを選択して,[タスク状態手動変更]ボタンをクリックします。
- 内容を確認したら,[ステータス変更]のチェックボックスを選択します。
- [ステータス変更]プルダウンメニューから,ステータスを選択します。
タスクが失敗したステップから再開する場合は[タスク投入待ち(手動回復)],次のステップに進んで実行する場合は[完了(手動回復)]を選択します。- 問題がなければ,[実行]ボタンをクリックします。
タスクに含まれるボリュームのデータ移行ステータスが変更されます。変更されたステータスは,[モビリティ]タブのツリーを展開した[マイグレーションジョブ]一覧の[ボリューム]タブで確認できるようになります。
参考
- [タスク & アラート]タブの[HCSタスク]タブを選択して,対象のタスク名のリンクをクリックして開く[タスク詳細]画面からも操作できます。
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