Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
global-active deviceペアボリュームを作成する正ストレージシステムと副ストレージシステムの間に,データ転送用のリモートパスを設定します。
この操作には,Replication Managerのライセンスの登録が必要です。
参考
- 既存のリモートパスを利用する場合は,Global-Active Device環境の初期設定ダイアログの[リモートパス設定]で[詳細表示]リンクをクリックしてリモートパスの情報を確認してください。
- global-active deviceを構成するストレージシステムの選択(参考:8.3.2 global-active deviceを構成するストレージシステムを選択する)
リモートパスを設定するには
- [レプリケーション]タブの[よく使うタスク]で[レプリケーション/GAD環境設定]を選択します。
- [Global-Active Device環境の初期設定]で,[Global-Active Device環境の初期設定]ボタンをクリックします。
- [リモートパス作成]ボタンをクリックします。
- リモートパスの作成ウィザードでリモートパスを設定します。
リモートパスの設定条件やリモートパスの作成ウィザードでの設定手順については,Replication Managerのオンラインヘルプを参照してください。- global-active device環境の初期設定のすべての操作を実施したら,レプリケーション/GAD環境設定ダイアログの[Global-Active Device環境の初期設定]で[表示更新]ボタンをクリックします。
[未設定]が[設定済み]に変更されます。作成したリモートパスを使用して,正ストレージシステムと副ストレージシステム間でリモートコピーができるようになります。設定したリモートパスは,Global-Active Device環境の初期設定ダイアログの[リモートパス作成]で[詳細表示]リンクをクリックして表示されるリモートパスの一覧から確認できるようになります。
参考
- リモートパスの設定に失敗した場合,[よく使うタスク]の[Replication Manager]をクリックし,Replication Managerでリモートパスの削除ダイアログから[ポート属性を変更しない]チェックボックスを選択した状態でリモートパスを削除してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.