Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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8.3.2 global-active deviceを構成するストレージシステムを選択する

global-active deviceの環境設定を実施するために,正ボリュームおよび副ボリュームのコピーペアを構成するストレージシステム(正ストレージシステムおよび副ストレージシステム)や,正ボリュームが登録されている仮想ストレージマシンを選択します。

この操作には,Replication Managerのライセンスの登録が必要です。

すでに仮想LDEV IDが付与された,正ストレージシステムの仮想ストレージマシンのボリュームを使用してglobal-active deviceのコピーペアを作成したいときは,正ストレージシステムおよび副ストレージシステムがVSP G1000の場合はマイクロバージョンをどちらも80-02-01-XX/XX以降にする必要があります。VSP Gx00モデルの場合はマイクロバージョンをどちらも83-01-2X-XX/XX以降にする必要があります。VSP Fx00モデルの場合はマイクロバージョンをどちらも83-04-02-XX/XX以降にする必要があります。VSP 5000シリーズ,VSP G1500およびVSP F1500の場合は,マイクロバージョンの制限はありません。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

global-active deviceを構成するストレージシステムを選択するには

  1. レプリケーション]タブの[よく使うタスク]で[レプリケーション/GAD環境設定]を選択します。
  2. ストレージシステムとコピータイプ選択]ボタンをクリックして,レプリケーション環境を設定する正ストレージシステムと副ストレージシステム,コピータイプ,および正ボリュームが登録されている仮想ストレージマシンを指定します。

選択したストレージシステムおよび仮想ストレージマシンの名称がレプリケーション/GAD環境設定ダイアログに表示されます。以降,レプリケーション/GAD環境設定ダイアログから各ダイアログを起動して環境設定を実施する際には,ここで設定した正ストレージシステムおよび副ストレージシステムの情報がデフォルトで表示されます。

関連項目

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