Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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7.3 仮想ストレージマシンを用いたデータ移行の流れ

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルおよびVSP Fx00モデルで仮想ストレージマシンを用いたデータ移行(nondisruptive migration)を実施した場合の流れを説明します。Device Managerでは,対象のリソースのデータ移行がすべて完了するまでは,仮想情報を確認できても対象のリソースを操作できません。

仮想ストレージマシンを用いたデータ移行(nondisruptive migration)では,移行元のストレージシステムの情報を仮想情報として仮想ストレージマシンに設定します。ホストは,仮想情報を使って仮想ストレージマシンのリソースにアクセスします。例えば,Virtual Storage PlatformからVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500およびVSP F1500にリプレースするとき,Virtual Storage Platformの情報を仮想ストレージマシンに設定すると,ホストはVirtual Storage Platformにアクセスしていたときと同じ設定のままで,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500およびVSP F1500の仮想ストレージマシンにアクセスできるようになります。

データ移行中のリソースの状態は,次の図のように3つの段階があります。

図7-2 仮想ストレージマシンを用いたデータ移行の流れ

[図]

関連項目

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