Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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7.1 仮想ストレージマシンのリソースの管理とは

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルおよびVSP Fx00モデルでは,仮想ストレージマシンを用いてリソースを管理できます。仮想ストレージマシンとは,物理ストレージシステム上に作成する仮想的なストレージシステムで,モデル,シリアル番号などの仮想的な情報を設定できます。仮想ストレージマシンは,ボリュームの高可用化(global-active device)や仮想ストレージマシンを用いたデータ移行(nondisruptive migration)に使用します。

仮想ストレージマシンには,パリティグループ,LDEV IDなどのリソースを登録します。登録したLDEV IDをホストに割り当てると,仮想情報が設定されます。仮想情報は,ホストから仮想ストレージマシンのリソースにアクセスするときに利用します。

ストレージ管理者は,ホスト管理者から連絡された仮想情報を基にDevice Managerで物理情報との対応を確認して,対象のリソースを特定できます。仮想ストレージマシンにリソースを追加したり,用途に応じて仮想ストレージマシンの名称を変更したりすることもできます。

Device Managerで仮想情報が設定されたリソースを運用するときは,次の点に注意する必要があります。

関連項目

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