Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ファイルサーバまたはNASモジュールがNAS Platform v12.2以降の場合,Device ManagerのGUIを使用してファイルサーバ上にストレージプールを作成します。
重要
- NAS Platform v12.5以降(NASモジュールは除く)の場合は,ホストグループのホストモードオプションに7および68を設定してください。
- ストレージプールの作成時に指定するシステムドライブ数を,拡張時に確認できるようにしておいてください。ストレージプールを拡張する際に,作成時に指定したシステムドライブ数以上の数を指定する必要があります。
- 対象のクラスタ名(クラスタ構成の場合)
- 対象のファイルサーバ名(非クラスタ構成の場合)
- 作成するストレージプールの名称
- ストレージプールの作成に必要な容量
- Device Managerへのファイルサーバの登録,およびAdmin Services EVSの設定(ファイルサーバの場合)(参考:3.4.3 ファイルサーバを登録する)
- ストレージプールに使用するDPプールまたはパリティグループの作成(参考:5.11.4 ストレージプールに使用するDPプールの条件,5.11.3 ストレージプールに使用するパリティグループの条件)
ストレージプールを作成するには(NAS Platform v12.2以降)
- [リソース]タブで[ファイルサーバ]または[ストレージシステム](NASモジュールの場合)を選択します。
- ツリーを展開して,対象のクラスタまたはファイルサーバを選択し,[ストレージプール作成]ボタンをクリックします。
- 必要な項目を指定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,ストレージプール作成のプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
作成したストレージプールは,[リソース]タブのツリービューから対象のクラスタまたはファイルサーバを選択して表示される[ストレージプール一覧]タブで確認できるようになります。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
- 作成したストレージプールを削除する場合は,[ストレージプール一覧]タブで対象のストレージプールの行を選択し,[ストレージプール削除]ボタンをクリックします。ストレージプールを削除すると,関連するボリュームも同時に削除されます。
- NASモジュールの場合,ストレージプールの作成にシステムボリューム(System LU)は使用できません。
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