Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
NAS Platform上にストレージプールを作成する場合に,ストレージプールを構成するボリュームの作成元として使用するDPプールの条件について説明します。
ファイルサーバまたはNASモジュールの性能を最大限に引き出し,ストレージ容量を効率よく活用するために,ストレージプールに使用するDPプールは,次の条件に合致しているものを使用することをお勧めします。
- HDPプールであること
- ほかのサーバ/クラスタで使用されていないこと
- DPプールからDPボリュームが作成されていないこと
- 次の特性が,DPプールを構成するすべてのドライブで同じであること
- 内部ストレージシステムか外部ストレージシステムかどうか
- ドライブタイプ
- ドライブ回転数
- チップタイプ
- RAIDレベル
- DPプールに設定されているストライプサイズが64KBであること(HUS100またはHitachi AMS2000の場合)
ストライプサイズを指定する場合,Storage Navigator Modular 2でDPプールを作成する必要があります。NAS Platform v12.2以降と連携している場合は,DPプールを選択するだけで,Device ManagerがNAS Platformのベストプラクティスに基づいた最適な構成のストレージプールを自動で作成または拡張します。
NAS Platformのストレージプール構築のベストプラクティスの内容については,「5.11.5 ストレージプール構築のベストプラクティス」を参照してください。
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