Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ファイルサーバがNAS Platform v12.2以降,またはNASモジュールの場合,Device ManagerのGUIを使用してファイルサーバ上のストレージプールを拡張します。
- 対象のクラスタ名(クラスタ構成の場合)
- 対象のファイルサーバ名(非クラスタ構成の場合)
- 拡張するストレージプールの名称
- ストレージプールの拡張に必要な容量
- ストレージプールを構成するDPプールに十分な空き容量があること(ストレージプールがDPボリュームで構成されている場合)
- ストレージプール作成時のシステムドライブ数
追加するシステムドライブ数には,ストレージプール作成時のシステムドライブ数以上の数を指定する必要があります。
- Device Managerへのファイルサーバの登録,およびAdmin Services EVSの設定(ファイルサーバの場合)(参考:3.4.3 ファイルサーバを登録する)
- ストレージプールに使用するパリティグループの作成(ストレージプールがパリティグループで構成されている場合)(参考:5.11.3 ストレージプールに使用するパリティグループの条件)
ストレージプールを拡張するには(NAS Platform v12.2以降)
- [リソース]タブで[ファイルサーバ]または[ストレージシステム](NASモジュールの場合)を選択します。
- ツリーを展開して,対象のクラスタまたはファイルサーバを選択します。
- [ストレージプール一覧]タブで対象となるストレージプールを選択し,[ストレージプール拡張]ボタンをクリックします。
- 必要な項目を指定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,ストレージプール拡張のプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
拡張したストレージプールは,[リソース]タブのツリービューから対象のクラスタまたはファイルサーバを選択して[ストレージプール一覧]タブで確認できるようになります。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
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