6.4 ネットワークに接続されている機器を探索する手順
機器を探索する方法の一つです。ネットワークに接続されている機器を探索できます。
設定画面の[機器の探索]−[探索条件の設定]−[ネットワークの探索]画面で、探索するIPアドレスの範囲や探索時に使用する認証情報などを設定します。[探索を開始]ボタンをクリックすると、設定したスケジュールに従って探索が開始されます。
ネットワークに接続されている機器を探索するには:
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設定画面の[機器の探索]−[探索条件の設定]−[ネットワークの探索]画面を表示します。
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[探索範囲の設定内容]で、探索したいIPアドレスの範囲を設定します。
デフォルトで、「管理用サーバセグメント」という名称の探索範囲が設定されています。管理用サーバセグメントとは、管理用サーバが含まれるネットワークセグメントのことです。
- 重要
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期間を指定して集中的に探索する場合は、探索範囲に含まれるIPアドレスの数が50,000件以下になるように設定してください。IPアドレスの数が50,000件よりも多いと、ネットワーク探索が停止することがあります。
50,000件より多いIPアドレスを探索する場合は、「期間を指定して集中的に探索する」を設定しないでネットワーク探索を実施してください。
- 重要
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複数サーバ構成の場合、異なる管理用サーバに同じ探索範囲を設定しないでください。それぞれの管理用サーバが機器を発見したタイミングで、機器情報の管理元が意図しないで変更されるため、機器情報を正常に管理できなくなるおそれがあります。
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[認証情報]で、探索時に使用する認証情報を設定します。
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[探索範囲の設定内容]で、各探索範囲に使用する認証情報を設定します。
- 重要
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探索範囲の機器に、ログオンを一定回数失敗し、アカウントをロックするような設定がされている場合は、探索範囲ごとに特定の認証情報を割り当ててください。[すべて]を選択すると、機器に対してすべての認証情報を試します。そのため、利用者が知らないうちにアカウントがロックされてしまうおそれがあります。
- 重要
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[すべて]を選択すると、認証情報を1つずつ使用して機器にアクセスを試みます。そのため、通信回数が増えネットワークの負荷が高くなります。ネットワークの負荷を考慮した上で選択してください。
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[探索スケジュール]で探索スケジュールを設定します。
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[発見した機器への操作]で、発見した機器を自動的に管理対象にするか、エージェントを自動配信するかを設定します。
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探索の完了を管理者にメールで通知したい場合は、[完了通知]で通知先を設定します。
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画面右上の[探索を開始]ボタンをクリックします。
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表示されるダイアログで探索の範囲を確認して、[OK]ボタンをクリックします。
[期間を指定して集中的に探索する]をチェックすると、指定した期間は探索が終了したらすぐに次の探索が開始され、絶え間なくネットワークが探索されるようになります。このため、運用の初期段階で、できるだけ多くの機器を発見したい場合にチェックすることをお勧めします。例えば、1回目の探索時に電源がOFFのため発見できなかった機器があっても、探索を繰り返すことで、2回目以降の探索で発見できる可能性が高くなります。
- 重要
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[期間を指定して集中的に探索する]をチェックすると、探索が終了したらすぐに次の探索を繰り返します。そのため、設定した期間中はネットワークの負荷が高くなります。ネットワークの負荷を考慮した上で選択してください。
[機器の探索]−[探索履歴の確認]−[ネットワークの探索]画面に移動し、設定したスケジュールに従って探索が実行されます。
- ヒント
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冗長構成のネットワーク機器に対してネットワーク探索を実施した場合、機器が二重登録される場合があります。どちらかの機器を管理したくない場合は、それを除外対象機器として設定してください。
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