15.2.1 探索条件を設定する手順(ネットワークの探索)
ネットワークの機器を探索する場合の探索条件を設定できます。
探索条件を設定するには:
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設定画面を表示します。
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メニューエリアで[機器の探索]−[探索条件の設定]−[ネットワークの探索]を選択します。
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[探索範囲の設定内容]で探索範囲のIPアドレスを設定します。
探索範囲には、最初から「管理用サーバセグメント」という名称の探索範囲が設定されています。管理用サーバセグメントとは、管理用サーバが含まれるセグメントのことです。
探索範囲を追加する場合は[探索範囲の追加]ボタンをクリックします。すでに登録済みの探索範囲を変更する場合は、編集したい探索範囲名の[編集]ボタンをクリックします。探索範囲の追加と編集で探索範囲を設定できるダイアログが表示するので、探索開始IPアドレスと探索終了IPアドレスを設定します。
IPアドレスを設定したら[認証情報]を設定します。認証情報が未登録の場合、先に手順4を実施してください。
登録した認証情報をすべて利用する場合は[すべて]にチェックします。認証情報を選択して利用する場合は[選択]をチェックし、WindowsまたはSNMPで登録した認証情報を選択してください。
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[認証情報]で認証情報を設定します。
認証情報を利用して探索する場合に、認証情報を設定してください。認証情報を登録したら、[探索範囲の設定内容]で探索範囲ごとに認証情報を割り当ててください。
認証情報については、「15.2.3 ネットワークの探索時に使用する認証情報」を参照してください。
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[探索スケジュール]を編集します。
スケジュールを決めて定期的に探索を実行する場合に、探索スケジュールの[編集]ボタンをクリックして、スケジュールを設定してください。
スケジュールを設定していない場合は探索を実行しません。この場合、[探索を開始]ボタンをクリックして即時実行してください。
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[発見した機器への操作]を編集します。
機器の探索時に新しい機器が発見された場合の操作を設定してください。
発見した機器への操作の[編集]ボタンをクリックすると、[発見した機器への操作]ダイアログが表示されます。このダイアログで、発見した機器を自動的に管理対象にしたり、エージェントを自動配信したりできます。
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[完了通知]を編集します。
機器の探索が完了したらJP1/IT Desktop Management 2の管理者にメールで通知する場合に、通知先を設定してください。
利用するメールサーバ(SMTPサーバ)の情報を設定していない場合は、[メールサーバの設定へ]のリンクをクリックして表示される画面で、メールサーバの情報を設定してください。
探索条件の設定が完了します。
設定した探索条件で探索を即時実行する場合は、[探索を開始]ボタンをクリックしてください。即時実行しない場合は、[探索スケジュール]に従って実行されます。
探索の実行状況と実行結果は、設定画面の[探索履歴の確認]−[ネットワークの探索]画面で確認できます。
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