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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


6.7.2 連携処理設定

[実行定義]画面の[連携処理設定]について説明します。

図6‒9 [実行定義]画面の[連携処理設定]

[図データ]

[図データ]

[図データ]

[図データ]

[連携処理設定]の表示項目と入力値制限を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 実行開始処理

(a) 実行コマンド設定

コマンドライン

実行するコマンドラインを入力します。

実行時の環境変数

コマンドライン実行時に使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。

[標準出力の格納]−[格納先変数名]

標準出力内容を格納して引き継ぐ情報を設定する変数名を「?CSAExxxx?」形式で,「xxxx」部分を入力します。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

コマンドライン

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

タブ文字の指定もできます。

変数の指定ができる入力項目です。

なお,エスケープが必要な箇所には「@CSA(エスケープ対象文字)ASC@」と指定してください。詳細は「4.3.2 クラウドサービス連携情報のコマンドラインのエスケープ」を参照してください。

必須

なし

2

実行時の環境変数

テキストボックス

20,479バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には27,304文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

任意

なし

3

格納先変数名

テキストボックス

58バイト以内の文字列。

A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)が使用できます。

任意

なし

(b) 実行結果の判定

[戻り値の判定]−[コマンド終了判定]

コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。

  • 終了判定による判定

    戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。

  • 常に正常

    戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。

異常終了条件

実行コマンドの戻り値の異常終了条件を入力します。

異常時の設定

異常終了条件を満たした時の動作を設定します。

ジョブの戻り値

ジョブの戻り値を入力します。

後処理(異常終了処理)を実行する

[後処理(異常終了)]に設定した処理をジョブ終了前に実行する場合にチェックします。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

異常終了条件の条件

リストボックス

以下から選択します。

等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。

必須

なし

2

異常終了条件の値

テキストボックス

0〜2,147,483,647の数値。

必須

なし

3

ジョブの戻り値

テキストボックス

1〜50の数値。

必須

なし

[出力内容の判定(標準出力)]−[コマンド終了判定]

コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。

  • 終了判定による判定

    コマンドが出力する標準出力内容から,実行結果の正常・異常を判定します。

  • 常に正常

    標準出力の内容に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合,[処理正常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。

処理正常終了条件

処理正常終了条件を判定する変数とその値を設定します。

変数

処理正常終了条件を判定する変数名を「?CSAxxxxxx[YYYY]?」または「?CSAxxxxx?」の形式で入力します。

YYYY」には,標準出力の判定に使用したい行数から1を引いた値を指定してください。1行だけの出力でも「YYYY」の指定(この場合は「0」の指定)が必要です。

指定した変数の値と一致する値を最大10個まで入力します。値を改行することで複数指定できます。

指定した変数に格納された値と一致する場合,正常終了となります。

異常時の設定

処理正常終了条件を満たさなかった時の動作を設定します。

ジョブの戻り値

ジョブの戻り値を入力します。

後処理(異常終了処理)を実行する

[後処理(異常終了)]に設定した処理をジョブ終了前に実行する場合にチェックします。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

変数

テキストボックス

70バイト以内の文字列。

?CSAxxxxxx[YYYY]?」または「?CSAxxxxx?」の形式で指定できます。「xxxxxx」と「YYYY」部分に指定できる文字は以下です。

xxxxxx

A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)

YYYY:0〜9(アラビア数字)

必須

なし

2

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には1,032文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

必須

なし

3

ジョブの戻り値

テキストボックス

1〜50の数値。

必須

なし

(c) トレース情報設定

ログ出力設定

サービス連携ジョブログファイルへの出力について設定します。サービス連携ジョブログの詳細は,「8.2.5 サービス連携ジョブログ」を参照してください。

実行したコマンドラインを出力する

ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

標準エラー出力設定

標準エラー出力への出力について設定します。

実行したコマンドラインを出力する

標準エラー出力に実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

(2) 終了確認処理

実行開始処理で実行したサービスの終了確認処理を実施する場合,[する]を選択して次の項目を設定します。[しない]を選択した場合,次の項目は表示されません。

(a) 状態確認コマンド設定

コマンドライン

実行するコマンドラインを入力します。

実行時の環境変数

コマンドライン実行時に使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。

[標準出力の格納]−[格納先変数名]

標準出力内容を格納して引き継ぐ情報を設定する変数名を「?CSAExxxx?」形式で,「xxxx」部分を入力します。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

コマンドライン

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

タブ文字の指定もできます。

変数の指定ができる入力項目です。

なお,エスケープが必要な箇所には「@CSA(エスケープ対象文字)ASC@」と指定してください。詳細は「4.3.2 クラウドサービス連携情報のコマンドラインのエスケープ」を参照してください。

必須

なし

2

実行時の環境変数

テキストボックス

20,479バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には27,304文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

任意

なし

3

格納先変数名

テキストボックス

58バイト以内の文字列。

A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)が使用できます。

任意

なし

(b) 実行結果の判定

[戻り値の判定]−[コマンド終了判定]

コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。

  • 終了判定による判定

    戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。

  • 常に正常

    戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。

異常終了条件

状態確認コマンドの戻り値の異常終了条件を入力します。

異常時の設定

異常終了条件を満たした時の動作を設定します。

ジョブの戻り値

ジョブの戻り値を入力します。

後処理(異常終了処理)を実行する

[後処理(異常終了)]に設定した処理をジョブ終了前に実行する場合にチェックします。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

異常終了条件の条件

リストボックス

以下から選択します。

等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。

必須

なし

2

異常終了条件の値

テキストボックス

0〜2,147,483,647の数値。

必須

なし

3

ジョブの戻り値

テキストボックス

1〜50の数値。

必須

なし

[出力内容の判定(標準出力)]−[コマンド終了判定]

コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。

  • 終了判定による判定

    コマンドが出力する標準出力内容から,実行結果の正常・異常,またリトライをするかどうかを判定します。

  • 常に正常

    標準出力の内容に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合,[処理正常終了条件],[リトライ設定],および[異常時の設定]が非表示となります。

処理正常終了条件

処理正常終了条件と処理継続条件を判定する変数とその値を設定します。

変数

処理正常終了条件と処理継続条件を判定する変数名を「?CSAxxxxxx[YYYY]?」または「?CSAxxxxx?」の形式で入力します。

YYYY」には,標準出力の判定に使用したい行数から1を引いた値を指定してください。1行だけの出力でも「YYYY」の指定(この場合は「0」の指定)が必要です。

指定した変数の値と一致する値を最大10個まで入力します。値を改行することで複数指定できます。

指定した変数に格納された値と一致する場合,正常終了となります。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

処理正常終了条件の変数

テキストボックス

70バイト以内の文字列。

?CSAxxxxxx[YYYY]?」または「?CSAxxxxx?」の形式で指定できます。「xxxxxx」と「YYYY」部分に指定できる文字は以下です。

xxxxxx

A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)

YYYY:0〜9(アラビア数字)

必須

なし

2

処理正常終了条件の値

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には1,032文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

必須

なし

リトライ設定

コマンドの標準出力内容からリトライをするかどうか選択します。リトライを実施する場合,[する]を選択して[処理継続条件]を設定します。[しない]を選択した場合,[処理継続条件]は表示されません。

処理継続条件

処理を継続する条件を入力します。

リトライ条件の値

指定した処理正常終了条件の変数の値と一致する値を最大10個まで入力します。値を改行することで複数指定できます。

指定した変数に格納された値と一致する場合,[繰り返し間隔]後に状態確認コマンドを再度実行します。

繰り返し間隔

処理を繰り返す間隔を入力します。

繰り返し回数

処理を繰り返す回数を入力します。

合計時間

[繰り返し間隔]と[繰り返し回数]から,終了確認処理のリトライにかかる合計時間を表示します。入力値制限外の値となった場合は「-」で表示されます。

なお,状態確認コマンドの実行時間やその他の処理にかかる時間は含まれません。

[繰り返し満了時の設定]−[ジョブの戻り値]

処理が指定回数終了したときのジョブの戻り値を入力します。

[繰り返し満了時の設定]−[後処理(異常終了処理)を実行する]

処理が指定回数終了したときに[後処理(異常終了)]に設定した処理をジョブ終了前に実行する場合にチェックします。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

リトライ条件の値

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には1,032文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

必須

なし

2

繰り返し間隔

テキストボックス

0〜10の数値。

単位は分です。

必須

なし

3

繰り返し回数

テキストボックス

1〜2,880の数値。

必須

なし

4

合計時間

0〜2,880の数値。

単位は分です。

繰り返し間隔と繰り返し回数の積算で求まった値を表示します。

必須

なし

5

ジョブの戻り値

テキストボックス

1〜50の数値。

必須

なし

異常時の設定

処理正常終了条件および処理継続条件を満たさなかった時の動作を設定します。

ジョブの戻り値

ジョブの戻り値を入力します。

後処理(異常終了処理)を実行する

[後処理(異常終了)]に設定した処理をジョブ終了前に実行する場合にチェックします。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

ジョブの戻り値

テキストボックス

1〜50の数値。

必須

なし

(c) トレース情報設定

ログ出力設定

サービス連携ジョブログファイルへの出力について設定します。サービス連携ジョブログの詳細は,「8.2.5 サービス連携ジョブログ」を参照してください。

実行したコマンドラインを出力する

ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

標準エラー出力設定

標準エラー出力への出力について設定します。

実行したコマンドラインを出力する

標準エラー出力に実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

(3) 後処理(正常終了時)

正常終了時の後処理を実施する場合,[する]を選択して次の項目を設定します。[しない]を選択した場合,次の項目は表示されません。

(a) コマンド設定

コマンドライン

実行するコマンドラインを入力します。

実行時の環境変数

コマンドライン実行時に使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。

[標準出力の格納]−[格納先変数名]

標準出力内容を格納して引き継ぐ情報を設定する変数名を「?CSAExxxx?」形式で,「xxxx」部分を入力します。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

コマンドライン

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

タブ文字の指定もできます。

変数の指定ができる入力項目です。

なお,エスケープが必要な箇所には「@CSA(エスケープ対象文字)ASC@」と指定してください。詳細は「4.3.2 クラウドサービス連携情報のコマンドラインのエスケープ」を参照してください。

必須

なし

2

実行時の環境変数

テキストボックス

20,479バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には27,304文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

任意

なし

3

格納先変数名

テキストボックス

58バイト以内の文字列。

A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)が使用できます。

任意

なし

(b) 実行結果の判定

[戻り値の判定]−[コマンド終了判定]

コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。

  • 終了判定による判定

    戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。

  • 常に正常

    戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。

異常終了条件

コマンドの戻り値の異常終了条件を入力します。

異常時の設定

異常終了条件を満たした時の動作を設定します。

ジョブの戻り値

ジョブの戻り値を入力します。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

異常終了条件の条件

リストボックス

以下から選択します。

等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。

必須

なし

2

異常終了条件の値

テキストボックス

0〜2,147,483,647の数値。

必須

なし

3

ジョブの戻り値

テキストボックス

1〜50の数値。

必須

なし

(c) トレース情報設定

ログ出力設定

サービス連携ジョブログファイルへの出力について設定します。サービス連携ジョブログの詳細は,「8.2.5 サービス連携ジョブログ」を参照してください。

実行したコマンドラインを出力する

ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

標準エラー出力設定

標準エラー出力への出力について設定します。

実行したコマンドラインを出力する

標準エラー出力に実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

(4) 後処理(異常終了時)

異常終了時の後処理を実施する場合,[する]を選択して次の項目を設定します。[しない]を選択した場合,次の項目は表示されません。

(a) コマンド設定

コマンドライン

実行するコマンドラインを入力します。

実行時の環境変数

コマンドライン実行時に使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

コマンドライン

テキストボックス

1,023バイト以内の文字列。

タブ文字の指定もできます。

変数の指定ができる入力項目です。

なお,エスケープが必要な箇所には「@CSA(エスケープ対象文字)ASC@」と指定してください。詳細は「4.3.2 クラウドサービス連携情報のコマンドラインのエスケープ」を参照してください。

必須

なし

2

実行時の環境変数

テキストボックス

20,479バイト以内の文字列。

改行は上記の文字列としてカウントされません。

タブ文字の指定もできます。

なお,入力時には27,304文字まで入力できます。

変数の指定ができる入力項目です。

任意

なし

(b) トレース情報設定

ログ出力設定

サービス連携ジョブログファイルへの出力について設定します。サービス連携ジョブログの詳細は,「8.2.5 サービス連携ジョブログ」を参照してください。

実行したコマンドラインを出力する

ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。

標準エラー出力設定

標準エラー出力への出力について設定します。

実行したコマンドラインを出力する

標準エラー出力に実行したコマンドラインを出力するか選択します。

標準出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。

標準エラー出力内容を出力する

標準エラー出力に実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。