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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


8.2.5 サービス連携ジョブログ

サービス連携ジョブを実行すると,JP1/AJS3 - ManagerホストまたはJP1/AJS3 - Agentホストにサービス連携ジョブログを出力します。

サービス連携ジョブログの出力形式を次に示します。

日付△時刻△プロセスID△スレッドID△メッセージID△メッセージテキスト

 :

(凡例)

△:空白文字

出力項目の詳細を次に示します。

日付および時刻

サーバジョブログの取得日付および時刻が出力されます。

プロセスID

プロセスIDが16進数で出力されます。

スレッドID

スレッドを識別するためのIDが16進数で出力されます。

メッセージテキスト

次に示すメッセージテキストが出力されます。

表8‒2 サービス連携ジョブログのメッセージテキストの出力形式

出力内容

メッセージID付きのメッセージテキストを以下の形式で出力します。メッセージの詳細は「9. メッセージ」を参照してください。

メッセージIDメッセージIDに対応するメッセージテキスト

ジョブの開始時に次の形式で出力します。

KNBB6000-I サービス連携ジョブを開始します
スケジューラーサービス名:ユニット完全名:実行IDジョブ実行時のOSユーザー名マネージャーホスト名ジョブ実行時のJP1ユーザー名ジョブIDエージェントホスト名

サービス連携ジョブのユニット定義で指定された環境変数値を次の形式で出力します。

環境変数名=

JP1/AJS3 for Cloud Service Applications上の定義時に,トレース情報設定で,「実行したコマンドラインを出力する」,「標準出力内容を出力する」。「標準エラー出力内容を出力する」をログ出力設定とした場合,次の形式で出力します。

KNBB6004-I 処理名
サービス連携ジョブが実行したコマンドライン
CLI_STDOUT:サービス連携ジョブが実行したコマンドの標準出力
CLI_STDERR:サービス連携ジョブが実行したコマンドの標準エラー出力

※:標準出力および標準エラー出力がない場合は出力されません。複数行ある場合は1行ごと上記の形式で出力されます。

ジョブの終了時に,終了を示すメッセージテキストを次の形式で出力します。

Job ended. RET=戻り値