3.5.4 IM管理ノード関連情報の取得
IM管理ノード関連情報の取得は,インテリジェント統合管理基盤を設定した場合,およびホストの追加や資源グループの変更などによってIM管理ノードの構成を変更した場合に,jddcreatetreeコマンド,または統合オペレーション・ビューアーで行います。統合オペレーション・ビューアーを使用して操作する手順については,「3.6.4 IM管理ノード作成実行機能」を参照してください。
JP1/Baseのエージェント構成の場合,IM構成管理の有効・無効に関わらず,jbsrt_getコマンドを実行して表示された構成定義情報の自ホストおよび配下のホストだけが,IM管理ノード関連情報として取得されます。jbsrt_getコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。リモート監視構成の場合は,IM構成管理が有効のときだけIM管理ノード関連情報が取得されます。
なお,拠点マネージャーが定義されている場合は,IM管理ノード関連情報を取得する前にシステムの階層構成の同期を取る必要があります。
IM管理ノード関連情報の取得を実行すると,IM管理ノード関連ファイルが作成されます。IM管理ノード関連ファイルの詳細については「3.5.3 IM管理ノード関連ファイル」を参照してください。
IM管理ノード関連情報の取得について,次の図に示します。
IM管理ノード関連情報の取得機能は,システム構成情報の収集,IM管理ノードリンク生成,IM管理ノードツリー生成の機能を持ちます。
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システム構成情報の収集機能
連携製品が管理する構成情報をアダプタコマンドやプラグインを利用して,システムの構成情報を収集する機能です。アダプタコマンドやプラグインの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「4. ユーザー作成プラグイン」を参照してください。
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IM管理ノードリンク生成機能
収集したシステム構成情報を基にして,構成間の関連を生成する機能です。
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IM管理ノードツリー生成機能
システム構成情報,システムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf),IM管理ノードカテゴリ名称定義ファイル(imdd_category_name.conf)の情報を基にして,IM管理ノードをサンバーストやツリーの形式で表示するためのツリー情報を生成する機能です。システムノード定義ファイルおよびIM管理ノードカテゴリ名称定義ファイル(imdd_category_name.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「システムノード定義ファイル(imdd_systemnode.conf)」(2. 定義ファイル),「IM管理ノードカテゴリ名称定義ファイル(imdd_category_name.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。