Hitachi

JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド


3.5.1 IM管理ノードの構造

IM管理ノードの構造について説明します。

ツリー形式での管理オブジェクトと管理グループの表示例について,次に示します。

なお,JP1/IM - Agentを使用する場合の表示例については,「9.5.1(1)(i)ツリーの形式」を参照してください。

図3‒10 ツリー形式での管理オブジェクトと管理グループの表示例

[図データ]

同じ階層に異なるノードが存在する場合は,優先度が高い順に,ルートノード>システムノード>オブジェクトルートノード>カテゴリノード>サブカテゴリノード=オブジェクトノードが表示されます。なお,どのノードにも該当しないノードは,優先度が最上位となります。

IM管理ノードを選択した際に,イベントビューに表示できるイベントは,次の表に示すどれかの条件を満たしている必要があります。

表3‒1  IM管理ノードを選択した際にイベントビューに表示できるイベントの条件

条件

説明

統合監視DBに登録されたJP1イベントであること

インテリジェント統合管理サーバは統合監視DBのイベントを監視・取得して,JP1イベントとIM管理ノードの関連と情報を管理しています。

選択したIM管理ノードが発生元となるイベントであること

選択したIM管理ノード,およびその配下のすべてのIM管理ノードが発生元となるイベントを,イベントビューで一覧表示します。

資源グループ・業務グループを設定している場合は,資源グループ・業務グループの参照権限があるイベントであること

資源グループ・業務グループを設定している場合,ログインしたユーザーに参照権限がないIM管理ノードは,ツリー形式では参照できません。

ユーザーフィルターを通過するイベントであること

ユーザーフィルターを設定している場合,ログインしたユーザーの設定に従って,イベントビューに表示するイベントは制限されます。