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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager


sdmnetchange(スマートデバイスマネージャーまたは通信サーバのネットワーク構成変更)

スマートデバイスマネージャーまたは通信サーバに設定されている接続先アドレスおよびポート番号を変更するコマンドです。

〈このページの構成〉

機能

スマートデバイスマネージャーまたは通信サーバに設定されている接続先アドレスおよびポート番号を変更します。

なお、このコマンドは変更対象のスマートデバイスマネージャー上、または変更対象の通信サーバ上で実行してください。

形式1

sdmnetchange -target Manager -port ポート番号

形式2

sdmnetchange -target Comsrv {-db データベースアドレス | -port ポート番号 | -db データベースアドレス -port ポート番号}

引数

-target {Manager | Comsrv}

変更対象のサーバ名を指定します。

  • スマートデバイスマネージャーの場合:Manager

  • 通信サーバの場合:Comsrv

-db データベースアドレス

データベースアドレス(接続先IPアドレス)を変更する場合に指定します。この引数は、変更対象のサーバが通信サーバの場合だけ指定できます。

-port ポート番号

データベースの接続先ポート番号を変更する場合に指定します。この引数は、変更対象のサーバがスマートデバイスマネージャーの場合は必須です。

スマートデバイスマネージャーと通信サーバでは指定するポートが異なります。変更対象のサーバがスマートデバイスマネージャーの場合は、スマートデバイスマネージャー接続用のポート番号を指定します。変更対象のサーバが通信サーバの場合は、通信サーバ接続用のポート番号を指定します。

格納先

スマートデバイスマネージャーの場合

JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\bin

通信サーバの場合

JP1/ITDM2 - SDM(通信サーバ)のインストール先フォルダ\cms\bin

実行権限

Administrator権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

注意事項

戻り値

戻り値

説明

0

コマンドが正常に終了しました。

11

コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。

12

コマンドの実行権限がありません。

13

指定されたサーバに誤りがあります。または、JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)の動作環境が不正です。

14

ファイルが存在しないか、アクセス権がありません。

18

ほかのコマンドを実行中です。

64

XMLファイルのオープンに失敗しました。

66

JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Server Serviceの停止に失敗しました。

67

JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Server Serviceの開始に失敗しました。

68

JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)の停止に失敗しました。

69

JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)の開始に失敗しました。

80

JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Server Serviceが起動中です。

Windowsの[サービス]画面で、このサービスを停止してからコマンドを再度実行してください。

81

JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)が起動中です。

Windowsの[サービス]画面で、このサービスを停止してからコマンドを再度実行してください。

150

そのほかのエラーが発生しました。

使用例

関連項目