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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


15.1.1 新規に案件を作成する

新規に案件を作成して、次の作業者に送信する手順を次に示します。

  1. 新規案件画面で、実行したいカテゴリのタブから、作成したい案件のアンカーをクリックする。

    案件画面が表示されます。

  2. 案件の各項目に必要事項を入力する。

  3. 案件を送信するボタンをクリックする。

    [送信先の選択]ダイアログが表示されます。

  4. 「ユーザ名」のアンカーをクリックして、次の処理を実行する職権を持つユーザを指定する。

    デフォルトでは、案件を送信するユーザの所属する部署またはその上位部署に、該当する職権を持つユーザがいた場合、送信先のユーザが指定されています。

    変更する場合は、該当するユーザを選択してください。

  5. [メール文編集]ボタンをクリックする。

    [通知メールの編集]ダイアログが表示されます。

    案件の到着を通知するメールの「メール主題」および「メール本文」の内容を編集します。

    なお、メールを送信しない場合は、[送信先の選択]ダイアログで「メールを送信しない」チェックボックスをチェックしてください。また、通知のメールを設定していないときは、手順5.および手順6.は不要です。

  6. [登録]ボタンをクリックする。

    [通知メールの編集]ダイアログが閉じて、編集したメールの内容で登録されます。

  7. [決定]ボタンをクリックする。

    [送信先の選択]ダイアログおよび案件画面が閉じて、送信先に指定したユーザへ案件が送付されます。

    送付された案件は、送信トレイに表示されます。

    案件の到着を通知する設定にしている場合は、メールが送信先のユーザへ送信されます。また、案件の送信者に設定したユーザに代行者を設定し、[サーバセットアップ]ダイアログで案件の代行者へメールで通知する設定にしている場合、代行者にもメールが送信されます。代行者の設定については、「15.2.2 代行者を設定する」を参照してください。案件の代行者へメールで通知する設定については、「7.3.5 メール通知情報の設定」を参照してください。

    なお、作成の途中で案件を保存するときは、[保存]ボタンをクリックします。保存した案件は送信トレイに表示されます。このとき、案件の状態は「作成中」になります。

注意事項
  • 案件を送付したことを通知するメールは、ユーザ管理情報に登録されたメールアドレスを基に送信されます。そのため、メール送信先のユーザのメールアドレスが登録されていない場合は、メール送信を設定してもメールは送信されません。案件の作業者(メール送信元)のメールアドレスが登録されていない場合は、[サーバセットアップ]ダイアログの「メールの送信元アドレス」に設定したメールアドレスが送信元のメールアドレスになります。

  • 案件の代行者へメールで通知する場合は、案件の代行者を設定したユーザのメールアドレスが、ユーザ管理情報に登録されている必要があります。