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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


14.4.5 ライセンスを追加する(新規ソフトウェア登録)

新規購入または追加購入したライセンスを登録します。

ライセンスの登録は、業務メニュー「新規ソフトウェア登録」をクリックすると表示される新規ソフトウェア登録画面から実行します。新規ソフトウェア登録画面を次の図に示します。

図14‒37 新規ソフトウェア登録画面

[図データ]

各項目を指定して[登録]ボタンをクリックすると、ライセンスを登録できます。項目名に「★」の付いた項目は、必ず指定してください。

〈この項の構成〉

(1) 「ソフトウェア名」を指定する

新規ライセンスを登録する際の、「ソフトウェア名」の指定方法を次に示します。ここでは、新規にソフトウェア名を登録して、インストールソフトウェア名の割り当ても一度に実行する場合の手順を示します。

  1. 新規ソフトウェア登録画面で「ソフトウェア名」の[参照]ボタンをクリックする。

    [ソフトウェア参照]ダイアログが表示されます。

  2. 登録したいソフトウェアの名称を検索条件に指定して[検索]ボタンをクリックする。

    目的のソフトウェア名があった場合は、「ソフトウェア名」のラジオボタンを選択状態にして、[決定]ボタンをクリックします。

    「インストールソフトウェア名」には、各ソフトウェア名に割り当てられているインストールソフトウェア名が表示されます。複数のインストールソフトウェア名が割り当てられている場合は、アンカーをクリックすると表示されるポップアップで、割り当てられているインストールソフトウェア名を参照できます。

  3. 検索結果に登録したいソフトウェア名がない場合は、[新規登録]ボタンをクリックする。

    [ソフトウェア名登録]ダイアログが表示されます。

  4. 各項目を指定して[登録]ボタンをクリックする。

    項目名に「★」の付いた項目は、必ず指定してください。

    ソフトウェア名が登録されて、[ソフトウェア参照]ダイアログに戻ります。

  5. 登録したソフトウェア名のアンカーをクリックする。

    [ソフトウェア名称詳細]ダイアログが表示されます。

  6. 「割り当て」タブで[追加]ボタンをクリックする。

    [インストールソフトウェア追加]ダイアログが表示されます。

  7. 割り当てたいインストールソフトウェア名を検索する。

    ほかのソフトウェア名に割り当てられていないインストールソフトウェア名の中から検索されます。

    キャンセルする場合は、[閉じる]ボタンをクリックしてください。

  8. 検索結果で、割り当てたいインストールソフトウェア名のチェックボックスをチェックして[決定]ボタンをクリックする。

    [インストールソフトウェア追加]ダイアログが閉じて、選択したインストールソフトウェア名が、割り当て済みインストールソフトウェア名に追加されます。

  9. [閉じる]ボタンをクリックする。

    [ソフトウェア名称詳細]ダイアログが閉じて、[ソフトウェア参照]ダイアログに戻ります。

  10. 登録したソフトウェア名を指定して[決定]ボタンをクリックする。

    [ソフトウェア参照]ダイアログが閉じて、新規ソフトウェア登録画面に戻ります。「ソフトウェア名」、「ソフトウェア種別」および「製造者」には、登録した内容が指定されます。

[ソフトウェア名登録]ダイアログでソフトウェア名を登録して、「ソフトウェア名」を指定する流れを次の図に示します。

図14‒38 ソフトウェア名を指定する流れ

[図データ]

(2) 「ライセンス名」を指定する

新規にライセンス情報を登録する際の、「ライセンス名」の指定方法を次に示します。

  1. 新規ソフトウェア登録画面で「ライセンス名」の[参照]ボタンをクリックする。

    [ライセンス情報参照]ダイアログが表示されます。

    [ライセンス情報参照]ダイアログに該当するライセンス情報があった場合は、「ライセンス名」のラジオボタンを選択状態にして、[決定]ボタンをクリックします。

  2. [新規登録]ボタンをクリックする。

    [ライセンス情報登録]ダイアログが表示されます。

  3. 各項目を指定して[登録]ボタンをクリックする。

    項目を指定する際は、次の点に注意してください。

    • 項目名に「★」の付いた項目は、必ず指定してください。

    • ライセンスは、「ライセンス区分」に指定した値で集計されます。「ライセンス形態」、「ライセンス取得方法」などは、ライセンス情報を管理するための補足情報として登録してください。

    • 「ダウングレード可否」を「可」に設定する場合は、登録するライセンスのソフトウェア名に、ダウングレードのソフトウェア名を登録する必要があります。ダウングレードのソフトウェア名を登録する手順については、「16.6.4 ソフトウェア名および属性を変更する」を参照してください。

    ライセンス情報が登録されて、[ライセンス情報参照]ダイアログに戻ります。

  4. 登録したライセンスのラジオボタンを選択状態にして、[決定]ボタンをクリックする。

    新規ソフトウェア登録画面に戻ります。

    「ライセンス名」、「ライセンス形態」、「ライセンス取得方法」、「アップグレード保証」、「ダウングレード可否」、「ライセンス区分」、「説明」および「備考」に、登録した内容が指定されます。

[ライセンス情報登録]ダイアログでライセンス情報を登録して、「ライセンス名」を指定する流れを次の図に示します。

図14‒39 ライセンス名を指定する流れ

[図データ]

一度指定したライセンス情報をクリアするには

一度指定したライセンス情報を、何も指定しない状態に戻すには、もう一度[参照]ボタンをクリックして、表示された[ライセンス情報参照]ダイアログで、[設定クリア]ボタンをクリックします。

登録したライセンス情報を変更するには

登録したライセンス情報は、[ソフトウェア名称詳細]ダイアログの「ライセンス」タブで変更します。ライセンス情報を変更する手順については、「16.6.8 ライセンス情報を変更する」を参照してください。

(3) アップグレード時の注意事項

すでに資産管理データベースに登録されているソフトウェアのアップグレード版を登録する場合、インストールソフトウェア名との対応を考慮して、ソフトウェア名を登録する必要があります。

例えば、無償アップグレードのようにバージョンが変わっても購入の記録が残らない場合、アップグレード後のライセンスを導入したら、新旧どちらのソフトウェア名でライセンスを管理するかを選択します。アップグレード後のソフトウェア名で管理する場合は、[ソフトウェア名称詳細]ダイアログでソフトウェア名を新しい名称に変更して、このソフトウェア名に対して新しいインストールソフトウェア名を追加で割り当ててください。