15.1　トラブル発生時の対処方法

JP1/IT Desktop Management 2を使用中にトラブルが発生した場合は、次の手順で対処してください。

メッセージが表示されているかどうかを確認する。
- ジョブがエラーになった場合は、［詳細情報］ダイアログボックスでエラーの内容を確認できます。「15.2　ジョブのトラブルシューティング」を参照し、対処方法に従って対処してください。
- JP1/IT Desktop Management 2では、トラブルが発生した場合、ログが取得されます。ログの内容を確認し、対処してください。JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのログの確認方法については「15.3.1　ログファイルの確認」を、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのログの確認方法については「15.4.1　ログファイルの確認」を参照してください。
「正常に動作しないときの対処」に挙げられている事象に当てはまるかどうかを確認する。

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerでの事象は「15.3.2　正常に動作しないときの対処」を、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentでの事象は「15.4.2　正常に動作しないときの対処」を参照し、対処方法に従って対処してください。
1および2の対処で問題が解決しない場合は、保守資料を採取し、システム管理者に連絡する。

ログファイルには、運用上のトラブルにはならない一時的なエラーなどもメッセージ出力されることがあります。内容の確認をお勧めするメッセージについては、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 メッセージ」を参照してください。

注意事項: GUI操作またはコマンドを実行した際に、サーバと接続できないことを示すメッセージが出力されたり、ダイアログが表示されたり、GUIが終了したりする場合、サーバPCの起動直後でサーバの起動が完了していない恐れがあります。