Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


2.5 性能低下を回避するためにメンテナンスする

長期間にわたり運用を続けると、機器情報が蓄積されて、データベース容量を圧迫するだけではなく、データベースの検索や更新処理にも影響を及ぼし、システムの性能を低下させるおそれがあります。

次に示す項目はこのような性能低下を回避するためにCSVファイル出力などを使用して、情報の登録数を定期的に確認して不要な情報を削除することをお勧めします。

CSVファイル出力については、「11.1.1 CSV形式ファイルに出力できる項目」を参照してください。

なお、削除によるデータベースの断片化を解消するために、削除後にデータベースの再編成を行うこともお勧めします。

システム構成

CSVファイル出力であて先属性を出力して登録数を確認できます。

不要なホストは機器のメンテナンスで削除できます。

機器のメンテナンスについては、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド」の機器の自動メンテナンスの説明を参照してください。

また不要な削除履歴の削除の詳細については、「6.5.4 削除履歴の削除」を参照してください。

インストールパッケージ情報

CSVファイル出力でインストール済みパッケージ情報を出力して登録数を確認できます。

インストールパッケージ情報の削除の詳細は「7.5 インストールパッケージ情報の削除」を参照してください。

ジョブ

パッケージ

CSVファイル出力でパッケージ属性を出力して登録数を確認できます。

[パッケージ]ウィンドウだけでなく、コマンドでもパッケージ登録と削除ができます。

パッケージの削除については「7.4.5 キャビネットおよびパッケージの削除」を参照してください。