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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


10.5.1 ジョブの削除

ここでは、ジョブ削除の流れ、ジョブを削除する方法、およびジョブを削除するときの注意事項について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ジョブ削除の流れ

上位システムでジョブの削除操作をした場合、そのジョブがすでに下位システムに転送されていたときは、下位システムにダウンロードされたジョブも連携して削除されます。ジョブを削除したときの流れを次の図に示します。

図10‒38 ジョブを削除したときの流れ

[図データ]

  1. 配布管理システムでジョブAを削除する。

    [ジョブ実行状況]ウィンドウで削除中のジョブを表示する場合、削除対象のジョブAは「(削除中)」と表示されます。

  2. 中継システムおよび管理用中継サーバに転送されていたジョブAが削除される。

    さらに下位のシステムにジョブAが転送されているので、[ジョブ実行状況]ウィンドウでは「(削除中)」と表示されたままです。

  3. 管理対象のコンピュータに転送されていたジョブAが削除される。

    システム全体でジョブAを削除完了したことが配布管理システムに通知され、[ジョブ実行状況]ウィンドウからジョブAの表示が消えます。

(2) ジョブの削除方法

[ジョブ実行状況]ウィンドウでジョブを削除する方法を次に示します。一度削除すると、元に戻すことはできません。フォルダを削除したときは、フォルダ内のジョブおよび下位のフォルダも削除されます。

  1. [ジョブ実行状況]ウィンドウをアクティブにし、削除するフォルダ、またはジョブを選択する。

    選択したフォルダ、またはジョブが反転表示されます。

  2. [編集]−[削除]を選択する。

    削除を確認するダイアログボックスが表示されます。[キャンセル]ボタンをクリックすると、削除しないでダイアログボックスを閉じます。

(3) ジョブを削除するときの注意事項

ジョブを削除するときの注意事項を次に示します。