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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.11.1 資産情報の管理項目一覧

資産情報の管理項目を次に示します。以降の表中では、凡例を次のとおり表記しています。

(凡例)−:対象外

ヒント

ここに記載されている管理項目以外に、独自の管理項目を追加することもできます。

ヒント

一部の管理項目について、入力方法やデータ型を変更できます。詳細については、「(3) カスタマイズできる資産管理項目の種類」を参照してください。

ハードウェア資産

管理項目

説明

入力方法

データ型

資産管理番号

ハードウェア資産の証書に掲載されている番号や独自に管理しやすいユニークな番号を設定します。[資産管理番号]は、ハードウェア資産情報をインポートするときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

機器名称

資産を判別するための名称を設定します。

管理者が入力

テキスト型

説明

資産を識別するための情報を設定します。一覧で表示されたときに確認しやすいような情報にすることをお勧めします。

管理者が入力

テキスト型

添付ファイル

資産に関するファイルを登録します。ハードウェア資産の証書などを電子データ化して登録しておくと、ハードウェア資産の詳細情報を参照したいときに資料を探す手間が省けます。

管理者が入力

− 

契約会社名※4

関連づけられた契約情報の契約会社が表示されます。

− 

− 

契約日※4

関連づけられた契約情報の契約日が表示されます。

− 

− 

資産状態

資産の状態を設定します。デフォルトでは、[在庫]、[運用中]、または[滅却]を設定できます。

管理者が入力

選択型

予定資産状態

資産の状態を変更する予定がある場合は、変更後の資産状態を設定します。デフォルトでは、[在庫]、[運用中]、または[滅却]を設定できます。

管理者が入力

選択型

変更予定日

資産の状態を変更する予定がある場合は、状態を変更する予定日を設定します。予定日を設定しておくと、予定日に近くなった場合、および予定日になった場合に、その資産に対する運用が必要なことがイベントやレポートで通知されます。

管理者が入力

日付型

棚卸日

資産の棚卸を実施した日を設定します。棚卸日を自動的に更新するように設定することもできます。

管理者が入力

日付型

部署※1

資産を利用している部署を設定します。

次の方法を指定できます。

  • 管理者が入力

  • 利用者が入力

  • Active Directoryから取得

  • レジストリから取得

次のデータ型を指定できます。

  • テキスト型

  • 選択型

  • 階層型

設置場所※1

資産が設置されている場所を設定します。

次の方法を指定できます。

  • 管理者が入力

  • 利用者が入力

  • Active Directoryから取得

  • レジストリから取得

次のデータ型を指定できます。

  • テキスト型

  • 選択型

  • 階層型

利用者名※1

資産を利用する人の名前を設定します。複数人で利用している場合は、代表者の名前を設定します。

次の方法を指定できます。

  • 管理者が入力

  • 利用者が入力

  • Active Directoryから取得

  • レジストリから取得

テキスト型

アカウント※1

資産の利用者(代表者)を識別できる情報(社員番号など)を設定します。

次の方法を指定できます。

  • 管理者が入力

  • 利用者が入力

  • Active Directoryから取得

  • レジストリから取得

テキスト型

メールアドレス※1

資産の利用者(代表者)のメールアドレスを設定します。

次の方法を指定できます。

  • 管理者が入力

  • 利用者が入力

  • Active Directoryから取得

  • レジストリから取得

テキスト型

電話番号※1

資産の利用者(代表者)の電話番号を設定します。

次の方法を指定できます。

  • 管理者が入力

  • 利用者が入力

  • Active Directoryから取得

  • レジストリから取得

テキスト型

登録日時

資産情報が登録された日時が表示されます。

− 

− 

更新日時

資産情報が更新された日時が表示されます。

− 

− 

機器種別※2

機器の種別を設定します。デフォルトでは、[PC]、[サーバ]、[ストレージ]、[ネットワーク装置]、[プリンタ]、[スマートデバイス]、[周辺装置]、[USBデバイス]、[ディスプレイ]、[その他]、または[不明な機器]を設定できます。

管理者が入力

選択型

モデル※2

機器のモデルを設定します。

管理者が入力

テキスト型

メーカー※2

機器の製造元を設定します。

管理者が入力

選択型※3

シリアルナンバー※2

機器のシリアルナンバー(BIOS情報)を設定します。[シリアルナンバー]は、ハードウェア資産情報をインポートするときや、収集した機器情報がハードウェア資産情報に自動で登録されるときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

CPU※2

機器のCPUを設定します。

管理者が入力

選択型※3

メモリ※2

機器のメモリのサイズを設定します。

管理者が入力

テキスト型

ストレージ容量※2

機器のハードディスク、SSDなど、記憶媒体の論理ディスクの総容量を設定します。

管理者が入力

テキスト型

IPアドレス※2

機器のIPアドレスを設定します。複数のIPアドレスがある場合は、代表で管理するIPアドレスを設定します。[IPアドレス]は、ハードウェア資産情報をインポートするときや、収集した機器情報がハードウェア資産情報に自動で登録されるときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

サブネットマスク※2

機器のサブネットマスクを設定します。

管理者が入力

テキスト型

MACアドレス※2

機器のMACアドレスを設定します。複数のMACアドレスがある場合は、代表で管理するMACアドレスを設定します。[MACアドレス]は、ハードウェア資産情報をインポートするときや、収集した機器情報がハードウェア資産情報に自動で登録されるときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

ホスト名※2

機器のコンピュータ名またはホスト名を設定します。[ホスト名]は、ハードウェア資産情報をインポートするときや、収集した機器情報がハードウェア資産情報に自動で登録されるときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

OS※2

機器にインストールされているOSを設定します。

管理者が入力

選択型※3

デバイスインスタンスID

「機器種別」が「USBデバイス」の場合だけ、USBデバイスのユニークなIDが表示されます。

− 

ストレージ空き容量

機器のハードディスク、SSDなど、記憶媒体の論理ディスクの空き容量の合計を設定します。

管理者が入力

テキスト型

ディスプレイ種別

ディスプレイの種類を設定します。「CRT(ブラウン管)」、「LCD(液晶ディスプレイ)」、「PDP(プラズマディスプレイ)」、「ビデオプロジェクタ」、「その他」を設定できます。

管理者が入力

選択型

ディスプレイサイズ

ディスプレイのサイズを設定します。

管理者が入力

数値型

ディスプレイ解像度

ディスプレイの解像度を設定します。次の値を設定できます。

「VGA(640×480)」、「SVGA(800×600)」、「XGA(1024×768)」、「WXGA(1280×800)」、「SXGA(1280×1024)」、「WSXGA+(1680×1050)」、「UXGA(1600×1200)」、「FHD(1920×1080)」、「WUXGA(1920×1200)」、「QXGA(2048×1536)」、「その他」

管理者が入力

選択型

UDID

Apple社製のスマートデバイスに付与されている識別番号を設定します。

管理者が入力

テキスト型

IMEI

移動体通信機器に付与されている識別番号を設定します。IMEIは、ハードウェア資産情報をインポートするときや、収集された機器情報がハードウェア資産情報に自動で登録されるときに、マッピングキーとして使用されます。

管理者が入力

テキスト型

IMSI

移動体通信機器の加入者に付与されている識別番号(スマートデバイスのSIMカードに付与されている番号)を設定します。

管理者が入力

テキスト型

ICCID

Apple社製のスマートデバイスのSIMカードに付与されている番号を設定します。

管理者が入力

テキスト型

キャリア

スマートデバイスの通信サービスを提供する会社を設定します。

管理者が入力

テキスト型

契約電話番号

契約しているスマートデバイスの電話番号を設定します。契約電話番号は、ハードウェア資産情報をインポートするときや、収集された機器情報がハードウェア資産情報に自動で登録されるときに、マッピングキーとして使用されます。

管理者が入力

テキスト型

ホスト識別子

ハードウェア資産情報のインポートで指定されたホスト識別子が表示されます。ハードウェア資産情報のインポート後に管理対象となった機器との同定に使用されます。機器情報と関連づけられたハードウェア資産情報のホスト識別子は「空欄」になります。

機器と資産の同定については、「(2) 機器とハードウェア資産の同定」を参照してください。

管理者が入力

テキスト型

注※1 エージェント導入済みのコンピュータの場合、[利用者情報の入力]画面から入力できます。

注※2 ハードウェア資産情報が機器情報と関連づいている場合、機器情報が更新されると、対応するハードウェア資産情報もあわせて更新されます。

注※3 収集した機器情報を基に、選択項目が自動生成されます。

注※4 契約種別が新規機器を購入する場合に使用する「購入」、「レンタル」、または「リース」の場合だけ表示されます。 詳細については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド」の機器を購入する流れの説明を参照してください。

ソフトウェアライセンス

管理項目

説明

入力方法

データ型

ライセンス管理番号

ソフトウェアライセンスを一意に判別するための番号を設定します。ソフトウェアライセンスの証書に掲載されている番号や独自に管理しやすいユニークな番号を設定してください。[ライセンス管理番号]は、ソフトウェアライセンス情報をインポートするときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

ライセンス名

ソフトウェアライセンスを一覧で管理するための任意の名称を設定します。ライセンスの内容を判別できるような名称にすることをお勧めします。

管理者が入力

テキスト型

ライセンス種類

ソフトウェアライセンスの種別を設定します。

管理者が入力

選択型

ライセンス数

ソフトウェアライセンスの購入数を設定します。

管理者が入力

数値型

保有数

ソフトウェアライセンスの保有数が表示されます。アップグレードライセンスやダウングレードライセンスの場合は、アップグレード後やダウングレード後の保有数が自動的に計算されて表示されます。

− 

− 

割り当てライセンス数

コンピュータに割り当て済みのライセンス数が表示されます。

− 

− 

残数

[保有数]から[割り当てライセンス数]を引いた、ソフトウェアライセンスの数が表示されます。

残数がマイナスの場合は、ソフトウェアライセンスが不足して、ライセンス違反となっているおそれがあります。

− 

− 

アップグレード元ライセンス名

追加するライセンスがアップグレードライセンスの場合に、アップグレード元のソフトウェアライセンスを設定します。

− 

− 

説明

ソフトウェアライセンスを識別するための情報を設定します。一覧で表示されたときに確認しやすいような情報にすることをお勧めします。

管理者が入力

テキスト型

添付ファイル

資産に関するファイルを設定します。ソフトウェアライセンスの証書などを電子データ化して登録しておくと、ソフトウェアライセンスの詳細情報を参照したいときに資料を探す手間が省けます。

管理者が入力

− 

契約会社名

関連づけられた契約情報の契約会社が表示されます。

− 

− 

契約日

関連づけられた契約情報の契約日が表示されます。

− 

− 

ライセンス状態

ソフトウェアライセンスの状態を設定します。デフォルトでは、[使用中]または[滅却]を設定できます。

管理者が入力

選択型

予定ライセンス状態

ソフトウェアライセンスの状態を変更する予定がある場合に、変更後の状態を設定します。デフォルトでは、[使用中]または[滅却]を設定できます。

管理者が入力

選択型

変更予定日

ソフトウェアライセンスの状態を変更する予定がある場合に、状態を変更する予定日を設定します。予定日を設定しておくと、予定日に近くなった場合、および予定日になった場合に、そのソフトウェアライセンスに対する運用が必要なことがイベントで通知されます。

管理者が入力

日付型

棚卸日

ソフトウェアライセンスの棚卸を実施した日を設定します。

管理者が入力

日付型

部署

ソフトウェアライセンスを保有している部署を設定します。ソフトウェアライセンスを部署単位で管理しない場合は、設定する必要はありません。

管理者が入力

次のデータ型を指定できます。

  • テキスト型

  • 選択型

  • 階層型

管理ソフトウェア名

ソフトウェアライセンスに対応するソフトウェアを設定します。

管理者が入力

− 

メーカー

対応づけられている管理ソフトウェアのメーカーが表示されます。

− 

− 

登録日時

ソフトウェアライセンス情報が登録された日時が表示されます。

− 

− 

更新日時

ソフトウェアライセンス情報が更新された日時が表示されます。

− 

− 

管理ソフトウェア

管理項目

説明

入力方法

データ型

管理ソフトウェア名

ソフトウェアを管理するための名称を設定します。例えば、[インストールソフトウェア名]に「ソフトウェアHOGE 1.0」、「ソフトウェアHOGE 2.0」のように異なるバージョンのソフトウェアを指定した場合、名称を「ソフトウェアHOGE」と登録することで、1種類のソフトウェアとして管理できます。[管理ソフトウェア名]は、管理ソフトウェア情報をインポートするときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型および選択型

説明

ソフトウェアを識別するための情報を設定します。ソフトウェアの内容やインストールソフトウェア情報との対応づけに関する説明などにすることをお勧めします。

管理者が入力

テキスト型

ライセンス種類

関連づけられたソフトウェアライセンス情報のライセンス種類が表示されます。

− 

− 

保有数

関連づけられたソフトウェアライセンス情報のライセンス数が表示されます。

− 

− 

ライセンス消費数

管理ソフトウェアがインストールされている機器の総数が表示されます。

OS種別が「すべて」以外の設定の場合、設定したOS種別の機器がライセンス消費数のカウント対象になります。

− 

− 

残数

[保有数]から[ライセンス消費数]を引いた、ソフトウェアライセンスの数が表示されます。

残数がマイナスの場合は、ソフトウェアライセンスが不足して、ライセンス違反となっているおそれがあります。

− 

− 

割り当てライセンス数

コンピュータに割り当て済みのライセンス数が表示されます。

[割り当てライセンス数]よりも[ライセンス消費数]が多い場合は、利用者が無断でソフトウェアをインストールしているおそれがあります。

− 

− 

メーカー

ソフトウェアの製造元を設定します。

管理者が入力

テキスト型および選択型

OS 種別

ソフトウェアのインストール対象となる機器のOS種別を設定します。 OS種別が「すべて」の場合は、機器のOS種別を区別しません。

管理者が入力

選択型

登録日時

管理ソフトウェア情報が登録された日時が表示されます。

− 

− 

更新日時

管理ソフトウェア情報が更新された日時が表示されます。

− 

− 

注※ 収集したソフトウェア情報を基に、選択項目が自動生成されます。

契約

管理項目

説明

入力方法

データ型

契約管理番号

契約書に掲載されている契約番号や独自に管理しやすいユニークな番号を設定してください。[契約管理番号]は、契約情報をインポートするときに、マッピングキーとして使用します。

管理者が入力

テキスト型

契約名

契約を管理するための名称を設定します。契約の内容を判別できるような名称にすることをお勧めします。

管理者が入力

テキスト型

契約種別

契約の種別を設定します。デフォルトでは、[購入]、[リース]、[レンタル]、[保守]、または[サポート]を設定できます。

管理者が入力

選択型

契約期間

契約の期間を設定します。満了日が近づくと定期的に管理者にメール通知されます。

管理者が入力

日付型

説明

契約情報を識別するための情報を設定します。一覧で表示されたときに確認しやすいような情報にすることをお勧めします。

管理者が入力

テキスト型

添付ファイル

契約に関するファイルを設定します。契約書の証書などを電子データ化して登録しておけば、契約の詳細情報を参照したいときに資料を探す手間が省けます。

管理者が入力

契約会社名

契約会社の情報を設定します。契約元の連絡先を設定しておくと、契約の更改や次回の見積もり、障害時などに連絡がしやすくなり便利です。

管理者が入力

選択型

契約日

契約会社と契約した日を設定します。契約書に掲載されている契約日を登録します。

管理者が入力

日付型

支払い方法

契約に対する費用の支払い方法を設定します。

管理者が入力

選択型

月額(¥)

契約費用の月額を設定します。

管理者が入力

数値型

総額(¥)

契約費用の総額を設定します。

管理者が入力

数値型

契約状態

契約の状態を設定します。デフォルトでは、[契約中]、[途中解約]または[満了]を設定できます。契約満了日を過ぎても[契約状態]が[満了]または[途中解約]になっていない場合は、期限切れの契約として扱われます。

管理者が入力

選択型

部署

契約対象の資産を保有している部署を設定します。契約を部署単位で管理しない場合は、設定する必要はありません。

管理者が入力

次のデータ型を指定できます。

  • テキスト型

  • 選択型

  • 階層型

登録日時

契約情報を登録した日時が表示されます。

− 

− 

更新日時

契約情報が更新された日時が表示されます。

− 

− 

関連リンク

〈この項の構成〉

(1) 資産管理項目のデータ型

資産管理項目には、次に示すデータ型の種類があります。以降の表中では、凡例を次のとおり表記しています。

(凡例)○:入力できる ×:入力できない

数値型

数値(-2,147,483,647〜2,147,483,647)および「-」(ハイフン)だけを入力できる形式です。資産に対する数値を管理したい場合は、このデータ型を選択してください。なお、末尾に入力された半角スペースは無視されます。

日付型

日付を入力するための形式です。資産に対する日付を管理したい場合は、このデータ型を選択してください。

選択型

特定の選択項目から値を選択できる形式です。この形式を選択した場合は、選択項目を作成する必要があります。選択項目は、256文字以内の任意の文字列で作成できます。入力される値が限定できる情報を管理したい場合は、このデータ型を選択してください。

テキスト型

256文字以内の任意の文字列を指定できる形式です。任意の値を入力して管理したい場合は、このデータ型を選択してください。入力できる文字を制限することもできます。なお、末尾に入力された半角スペースは無視されます。

階層型

[資産情報と機器情報の共通管理項目]の[部署]と[設置場所]だけに設定できるデータ型です。40階層までの階層構成の選択項目を設定できます。選択項目に指定できるのは、256文字以内の「/」を除く文字列です。ここで編集した階層構成は、資産画面や機器画面などのメニューエリアに反映されます。

なお、階層型の選択項目は、その選択項目までのパスが512文字以内になるように指定してください。このとき、パスの先頭、末尾、および各選択項目間には、区切りを示す1文字をカウントする必要があります。例えば、「[東京支社]−[営業部]−[1課]」の3階層の選択項目を作成した場合、パスの文字数は13文字(/東京支社/営業部/1課/)となります。

ヒント

[部署]と[設置場所]は、選択型またはテキスト型で階層構成の情報を入力することもできます。この場合、「/本社/開発部/開発2課/」のように「/」で選択項目を区切って入力します。なお、先頭と末尾の「/」は省略できます。階層構成の情報は、512文字以内で入力してください。先頭と末尾の「/」を省略する場合は、510文字以内で入力してください。

テキスト型の場合に設定できる文字制限

テキスト型の場合に設定できる文字制限の種類を次の表に示します。ここで示した種類のほかに、任意の設定もできます。

全般的な文字制限

文字

文字制限

すべて入力可

英字だけ

英数字だけ

半角文字

全角英字だけ

全角英数字だけ

全角数字だけ

英字(大文字)

○ 

○ 

○ 

○ 

× 

× 

× 

英字(小文字)

○ 

○ 

○ 

○ 

× 

× 

× 

数字

○ 

× 

○ 

○ 

× 

× 

× 

ピリオド

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

ハイフン

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

プラス

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

アットマーク

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

空白

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

その他の記号

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

半角カナ

○ 

× 

× 

○ 

× 

× 

× 

全角英字(大文字)

○ 

× 

× 

× 

○ 

○ 

× 

全角英字(小文字)

○ 

× 

× 

× 

○ 

○ 

× 

全角数字

○ 

× 

× 

× 

× 

○ 

○ 

全角空白

○ 

× 

× 

× 

× 

× 

× 

英数記号以外の文字

○ 

× 

× 

× 

× 

× 

× 

人名の文字制限

文字

文字制限

人名1

人名2(全角入力、全角空白区切り)

人名3(全角入力、空白なし)

英字(大文字)

○ 

× 

× 

英字(小文字)

○ 

× 

× 

数字

○ 

× 

× 

ピリオド

○ 

× 

× 

ハイフン

○ 

× 

× 

プラス

○ 

× 

× 

アットマーク

○ 

× 

× 

空白

○ 

× 

× 

その他の記号

○ 

× 

× 

半角カナ

○ 

× 

× 

全角英字(大文字)

× 

○ 

○ 

全角英字(小文字)

× 

○ 

○ 

全角数字

× 

○ 

○ 

全角空白

× 

○ 

× 

英数記号以外の文字

○ 

○ 

○ 

電話番号とメールアドレスの文字制限

文字

文字制限

電話番号1(ハイフン区切り)

電話番号2(ハイフン区切り、国際電話)

電話番号3(ハイフンなし)

メールアドレス

英字(大文字)

× 

× 

× 

○ 

英字(小文字)

× 

× 

× 

○ 

数字

○ 

○ 

○ 

○ 

ピリオド

× 

× 

× 

○ 

ハイフン

○ 

○ 

× 

○ 

プラス

× 

○ 

× 

○ 

アットマーク

× 

× 

× 

○ 

空白

× 

× 

× 

× 

その他の記号

× 

× 

× 

○ 

半角カナ

× 

× 

× 

× 

全角英字(大文字)

× 

× 

× 

× 

全角英字(小文字)

× 

× 

× 

× 

全角数字

× 

× 

× 

× 

全角空白

× 

× 

× 

× 

英数記号以外の文字

× 

× 

× 

× 

関連リンク

(2) 資産管理項目の入力方法

カスタマイズできる資産管理項目には、次の4つの入力方法を設定できます。

管理者が入力

システム管理者が画面上で直接情報を入力するか、CSVファイルのインポートによって情報を入力します。

利用者が入力

エージェント導入済みのコンピュータに[利用者情報の入力]画面を表示し、利用者によって入力された情報を取得します。

利用者に作業が発生しますが、管理者が利用者固有の情報を調査して入力する手間が省けます。また、取得した情報に応じて部署および設置場所のグループが作成されるため、グルーピングの作業を自動化できます。

Active Directoryから取得

Active Directoryと連携している場合に、Active Directory上でコンピュータのプロパティとして管理している情報を取得します。

Active Directoryで管理している情報を利用して、機器や資産を管理できるようになります。

レジストリから取得

指定したレジストリ項目の情報を収集します。利用者の環境に依存する情報を管理できます。

重要

Active Directoryから取得できる情報は、テキスト型だけです。

関連リンク

(3) カスタマイズできる資産管理項目の種類

設定画面の[資産管理]−[資産管理項目の設定]画面で設定できる資産管理項目の種類、データ型の種類、および入力方法の種類について説明します。

資産管理項目の種類

資産情報と機器情報の共通管理項目 

資産画面のハードウェア資産情報と、機器画面の機器情報で共通となる管理項目を設定します。[資産情報と機器情報の共通管理項目]の資産管理項目はシステムであらかじめ設定されているため、追加および削除はできません。

ハードウェア資産情報の追加管理項目 

資産画面のハードウェア資産情報の資産管理項目を設定します。次の資産管理項目は削除できません。

  • システムであらかじめ設定されている、[資産状態]と[機器種別]

  • リモートインストールマネージャで管理している、あて先グループおよびIDの自動メンテナンスの条件に指定している資産管理項目

また、追加管理項目の値を次の条件に指定している場合は、その値の編集および削除はできません。

  • フィルタ条件

  • あて先グループおよびIDの自動メンテナンスの条件

単数サーバ構成の場合、各項目の表示順は作成順になります。複数サーバ構成の場合、各項目の表示順はUTF-8の文字コード順になります。

ソフトウェアライセンス情報の追加管理項目 

資産画面のソフトウェアライセンス情報の資産管理項目を設定します。[ライセンス状態]と[ライセンス種類]はシステムであらかじめ設定されているため、削除できません。

各項目の表示順は作成順になります。

契約情報の追加管理項目 

資産画面の契約情報の資産管理項目を設定します。[契約状態]と[契約種別]はシステムであらかじめ設定されているため、削除できません。

各項目の表示順は作成順になります。

資産管理項目によって編集できる項目が異なります。編集できる項目を次の表に示します。

資産管理項目

項目名

入力方法

説明

データ型

資産情報と機器情報の共通管理項目

部署

× 

○ 

○ 

○ 

設置場所

× 

○ 

○ 

○ 

利用者名

× 

○ 

○ 

△1

アカウント

× 

○ 

○ 

△1

メールアドレス

× 

○ 

○ 

△1

電話番号

× 

○ 

○ 

△1

システム固有の資産管理項目

資産状態

× 

× 

× 

△2

機器種別

× 

× 

× 

△2

ライセンス状態

× 

× 

× 

△2

ライセンス種類

× 

× 

× 

△2

契約状態

× 

× 

× 

△2

契約種別

× 

× 

× 

△2

追加した資産管理項目

○ 

△3

○ 

○ 

(凡例)

○:編集できます。

△1:データ型は[テキスト型]以外には変更できませんが、入力できる文字は編集できます。

△2:データ型は[選択型]以外には変更できませんが、選択項目は追加できます。

△3:ソフトウェアライセンス情報と契約情報の追加管理項目は、入力方法が[管理者が入力]だけになります。

×:編集できません。

注※ システムであらかじめ設定されている資産管理項目のため、削除できません。

ヒント

設定画面の[資産管理]−[資産管理項目の設定]画面に設定した内容は、エージェント設定の[エージェント基本動作]の[管理用サーバからの情報を定期的に取得する]に設定した間隔でエージェントに反映され、利用者情報の入力を利用者に促すバルーンヒントが表示されます。

ヒント

[資産情報と機器情報の共通管理項目]の次に示す項目で「利用者が入力」を設定している場合、メニューエリアから該当する項目のグループを変更または削除すると、利用者情報の入力を利用者に促すバルーンヒントが表示されます。

  • 部署

  • 設置場所

関連リンク