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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Microsoft(R) Exchange Server


8.4.2 トラブルシューティング時に採取するPerformance Managementの情報

Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。

表8‒3 Performance Managementの情報

情報の種類

概要

デフォルトのファイル名

jpcrasコマンドでの採取

共通メッセージログ

Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※1

Performance Managementから出力されるメッセージログ(ラップアラウンドファイル方式)

インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※1

構成情報

各構成情報ファイル

jpctool service listコマンドの出力結果

バージョン情報

製品バージョン

履歴情報

データベース情報

Agent Store

  • Storeバージョン1.0の場合

    インストール先フォルダ\agty\store\*.DB

    インストール先フォルダ\agty\store\*.IDX

  • Storeバージョン2.0の場合

    インストール先フォルダ\agty\store\STPD

    インストール先フォルダ\agty\store\STPIフォルダ下の次に示すファイル。

    *.DB

    *.IDX

トレースログ

Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報

※2

インストールログ※3

インストール時のメッセージログ

システムフォルダ\TEMP\HCDINST\*.LOG

×

(凡例)

○:採取できる

×:採取できない

−:該当しない

注※1

ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。

注※2

トレースログの格納先フォルダについては,「8.3.2 トラブルシューティング時に参照するログファイルおよびフォルダ一覧」を参照してください。

注※3

インストールに失敗した場合に採取してください。