4.6.4 案件を差し戻す
案件のステータスおよび担当者を,ステータスが遷移する前の状態に戻すことができます。
この操作ができるのは,次のユーザーです。
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プロセスワークボード管理者
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対象となるプロセスワークボードの案件の編集権限を持つユーザー※
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プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザー
- 注※
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対象となるプロセスワークボードに対して案件ごとに参照権限を設定している場合,案件ごとの参照権限所有者として登録されている案件だけを操作できます。
- 注意事項
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ステータスが遷移していない案件を差し戻すことはできません。
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保存案件は差し戻しできません。
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エスカレーション先の案件は,エスカレーション元の案件とは別の案件となります。このため,エスカレーション先の案件をエスカレーション元の案件に差し戻すことはできません。
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- 〈この項の構成〉
(1) 案件を差し戻す手順
案件を差し戻す手順を次に示します。
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メイン画面(案件一覧)の案件一覧から,差し戻したい案件を選択する。
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メイン画面(案件一覧)のメニューから[アクション]−[案件の編集]を選択する。
[案件編集]画面が表示されます。差し戻したい案件の内容を確認してください。
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[案件編集]画面のメニューから[アクション]−[差し戻し]を選択する。
案件を差し戻すことを確認するダイアログボックスが表示されます。
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[OK]ボタンをクリックする。
案件が差し戻されます。
(2) 案件を差し戻した場合に変更される項目
案件を差し戻した場合に変更される案件の項目を,次の表に示します。
項番 |
案件の項目 |
説明 |
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1 |
ステータス |
差し戻し先のステータスに変更される。 現在のステータスに遷移した方法によって,設定されるステータスが異なる。詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」の案件の差し戻しの説明を参照のこと。 |
2 |
担当者 |
差し戻し先のステータスの担当者※に変更される。 現在のステータスに遷移した方法によって,設定される担当者が異なる。詳細については,マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」の案件の差し戻しの説明を参照のこと。 |
3 |
その他の項目 |
案件を差し戻す際に編集した内容に変更される。 |