9.16.6 JP1/AOと連携するための環境設定
JP1/AOと連携することで,JP1/Service Supportの画面からシングルサインオンで該当するJP1/AOの[サービス実行]ダイアログボックスを呼び出し,JP1/AOに登録されているサービスを実行できます。
また,JP1/AOと連携するためには,JP1/Baseの認証機能を使用し,JP1/Service SupportとJP1/AOで同一の認証サーバにしてください。同一の認証サーバにしない場合は,JP1/AOと連携できません。
(1) JP1/Service Supportでの設定
JP1/Service Supportでは,JP1/AOと連携するために,次の環境設定が必要です。
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システムプロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting.properties)
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指定キー「hptl_jp1_imss_ao_item_info_$n」に,次の値を指定します。
・サービスのリソースグループ名を入力する項目ID
・サービス名を入力する項目ID
・タスクを入力する項目ID
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指定キー「hptl_jp1_imss_add_item_info_url_num」に案件の情報を付加したいURLの個数を設定します。
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指定キー「hptl_jp1_imss_add_item_info_url_$n」に案件の情報を付加したいURLの先頭文字を設定します。
システムプロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting.properties)の詳細については,「13. 定義ファイル」の「システムプロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting.properties)」を参照してください。
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JP1/Service SupportおよびJP1/AO間でシングルサインオンを行うための設定をします。
JP1/Service SupportおよびJP1/AO間でシングルサインオンするための環境設定については,「9.16.10 シングルサインオンするための環境設定」を参照してください。
(2) JP1/AOでの設定
JP1/AOでは,JP1/Service Supportと連携するために,次の環境設定が必要です。
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JP1/Service SupportおよびJP1/AO間でシングルサインオンを行うための環境を設定します。
JP1/Service SupportおよびJP1/AO間でシングルサインオンするための環境設定については,マニュアル「JP1/Automatic Operation 構築ガイド」のJP1/Baseの認証機能との連携の説明を参照してください。
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JP1/Service Supportから呼び出すJP1/AOのサービスを登録します。
JP1/AOにサービスを登録する手順については,マニュアル「JP1/Automatic Operation 運用ガイド」のサービステンプレートの管理,およびサービスの管理の説明を参照してください。