5.12.4 案件管理DBの再編成の検討
日々の運用によって生じる案件管理DBへのデータの追加,更新,および削除の繰り返しによって,案件管理DB中のデータ,インデックスの配置に乱れが生じ,格納効率の低下(無効領域化)や性能劣化を引き起こします。
この場合,次に示す方法でメンテナンスする必要があります。
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jssdbreclaim.batコマンドを実行する。
定期的に格納効率の低下(無効領域化)を解消するために使用します。
jssdbreclaim.batコマンドは運用中でも使用できます。
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jssdbrorg.batコマンドを実行する。
メンテナンス時に格納効率の低下(無効領域化)および性能劣化を解消するために使用します。ただし,jssdbrorg.batコマンドは案件管理DBへの負荷が高いため,運用を停止した状態のときにだけ使用できます。
詳細については,「12. コマンド」の「jssdbreclaim.bat(案件管理DB空き領域解放)」,および「jssdbrorg.bat(案件管理DB再編成)」を参照してください。
- 注意事項
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jssdbrorg.batコマンドを使用する場合,JP1/Service Supportのサービスのうち,JP1/Service Support - DB Serverサービスだけを起動した状態で実行してください。JP1/Service Support - Web Serviceサービス,JP1/Service SupportサービスおよびJP1/Service Support - Task Serviceサービスは停止した状態にしてください。