8.2 自動アクションの状況を確認し,自動アクションの操作を行う
特定のJP1イベントを受信したときに,自動的にアクション(コマンド)を実行できます。この機能を自動アクションと呼びます。アクションは,自動アクションの定義を保存したホストだけでなく,エージェントホストまたはマネージャーホストでも実行できます。
自動アクションの定義方法については,下記参照先を参照してください。
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自動アクションの設定(GUIで設定する場合)
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「3.32 [アクション設定]画面」
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自動アクションの設定(定義ファイルで設定する場合)
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)」(2. 定義ファイル)
自動アクションの状況確認には,次に示す3種類があります。
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自動アクションの実行状況の確認
自動アクションの実行処理でトラブルが発生していないかどうかを確認します。
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自動アクションの実行結果の確認と操作(自動アクションのキャンセル,再実行)
実行した自動アクションの実行結果を確認します。また,必要に応じて詳細情報の確認をしたり,手動による自動アクションの再操作をしたりします。
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自動アクション機能の稼働状況の確認
自動アクション機能が稼働しているかどうかを確認します。稼働していない場合,自動アクションは実行されません。
ここでは,これらの確認方法,自動アクションの操作方法について説明します。