8.2.3 自動アクション機能の稼働状況を確認する
自動アクション機能が稼働していないと,自動アクションの実行契機となるイベントがマネージャー上のJP1/Baseに登録されても自動アクションが実行されません。自動アクション機能の稼働状況は,jcastatusコマンドを使用して確認できます。
jcastatusコマンドを実行すると,自動アクション機能の稼働状況(稼働,休止,または停止)に応じて,それぞれの状態を示す情報(RUNNING,STANDBY,またはSTOP)が標準出力に出力されます。稼働状況が「稼働(RUNNING)」であれば自動アクション機能は稼働しています。「休止(STANDBY)」の場合,自動アクション機能が稼働していないため,自動アクションが実行されません。稼働状態にするにはjcachangeコマンドを実行する必要があります。「停止(STOP)」の場合,JP1/IM - Managerが停止しているおそれがあります。この場合にはJP1/IM - Managerを再起動する必要があります。
詳細については,下記参照先を参照してください。
- jcastatusコマンドの文法,表示形式について
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参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcastatus」(1. コマンド)
- jcachangeコマンドの文法,表示形式について
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参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「jcachange」(1. コマンド)
- JP1/IM - Managerの起動・停止について