Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド


8.3 統合機能メニューで他アプリケーションの画面を表示する

[統合機能メニュー]画面には,JP1/IMと連携するプログラムの機能が一覧表示され,この画面からプログラムを起動できます。起動できるプログラムには次の2種類があります。

ビューアー上のアプリケーションプログラム

JP1/IM - Viewと同じホストにインストールされているアプリケーションプログラムのことです。統合機能メニューからプログラムを選択すると,実行ファイルが起動されます。

WWWページ

システム上のアプリケーションがWWWページを提供している場合,そのWWWページを表示できます。統合機能メニューでプログラムを選択するとWWWブラウザーが起動され,WWWページが表示されます。

これらの機能を利用するには,WWWページのURLを,あらかじめ設定しておく必要があります。設定方法については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「WWWページ呼び出し定義ファイル(hitachi_jp1_製品名.html)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

また,統合機能メニューを使用して,ほかの製品と連携する場合には,その製品の稼働環境(サポートOSやブラウザーなど)を事前に確認してください。

重要

連携する製品がMicrosoft Edgeをサポートしていても,統合機能メニューからMicrosoft Edgeの起動はできません。統合機能メニューの機能でWWWブラウザーを起動する場合で,OS既定のWWWブラウザーがMicrosoft Edgeに設定されているときは,次の設定手順に従ってOS既定のWWWブラウザーをInternet Explorerに変更してから使用してください。

設定手順

  1. [コントロールパネル]から[既定のプログラム]−[既定のプログラムの設定]を選択する。

  2. プログラムの一覧から「Internet Explorer」を選択する。

  3. [すべての項目に対し,既定のプログラムとして設定する]をクリックする。

[統合機能メニュー]画面の例を次に示します。

図8‒2 [統合機能メニュー]画面の例

[図データ]

上図は,ビューアー上にJP1/IMと連携するアプリケーションプログラムを何もインストールしていない状態のときの[統合機能メニュー]画面です。ビューアーにアプリケーションプログラムをインストールした場合は,そのインストールしたアプリケーションプログラムがツリーに追加された状態で表示されます。

連携するアプリケーションプログラムについては,「8.3.2 [統合機能メニュー]画面から操作できる機能」を参照してください。

〈この節の構成〉