6.10.5 イベント転送を自動で抑止するためのしきい値をエージェントに設定する
エージェントでイベントが大量に発生した場合に備えて,しきい値を設定してイベント転送を自動的に抑止する手順を次に示します。
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イベント転送を自動的に抑止したいエージェントの転送設定ファイルを編集する。
大量発生イベントのしきい値に相当するイベント転送抑止条件を,エージェントのJP1/Baseの転送設定ファイルに設定します。
イベント転送抑止条件の形式
suppress 識別子 単位時間 しきい値 確認回数 [宛先(省略可能)] イベントフィルター end-suppress
イベント転送抑止条件の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の転送設定ファイル(forward)の説明を参照してください。
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転送設定ファイルの変更内容を有効にする。
転送設定ファイルをリロードするか,イベントサービスを再起動すると,変更内容が有効になります。
イベントの発生状況が設定したイベント転送抑止条件に一致した場合,イベント転送が抑止されます。
イベント転送を抑止している間に,イベント発生元のエージェントを調査して,異常がある場合は問題を解決してください。