Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


4.4.2 UNIXの場合

  1. JP1/IM - Managerを停止する。

    物理ホスト環境,論理ホスト環境すべてのJP1/IM - Managerを停止してください。

  2. 定義ファイルのディレクトリをコピーする。

    物理ホストの定義ファイルのimddディレクトリを,共有ディレクトリにコピーします。次のコマンドを実行します。

    cp -a /etc/opt/jp1imm/conf/imdd 共有ディレクトリ/jp1imm/conf/
  3. プラグインのディレクトリをコピーする。

    物理ホストのプラグインのpluginディレクトリを,共有ディレクトリにコピーします。次のコマンドを実行します。

    cp -a /etc/opt/jp1imm/plugin 共有ディレクトリ/jp1imm/
  4. データファイル出力先ディレクトリを作成する。

    データファイル出力先ディレクトリとして「共有ディレクトリ/jp1imm/data/imdd/」を作成します。次のコマンドを実行します。

    mkdir -p 共有ディレクトリ/jp1imm/data/imdd/
  5. クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)を開きLOGICALHOSTNUMBERIMDBPORTの値を確認する。

    詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

  6. インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)を開き,手順4で確認した値を設定する。

    設定例を次に示します。

    jp1.im.db.DEFAULT.logicalHostNum=LOGICALHOSTNUMBERの設定値
    jp1.im.db.DEFAULT.portNo=IMDBPORTの設定値

    詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)」(2. 定義ファイル)を参照してください。

  7. サービスを起動する。

    クラスタソフトからJP1/IM-Manager_論理ホスト名のサービスを起動します。