4.4 インテリジェント統合管理基盤のクラスタ環境を構築する
クラスタシステムで運用されているJP1/IM - Managerホストに対応する場合に，インテリジェント統合管理基盤で行うクラスタ環境の構築について説明します。
なお，インテリジェント統合管理基盤のクラスタ環境を構築すると，JP1/IM - Managerサービスの起動時間が延びます。クラスタソフトでJP1/IM - Managerサービスの起動時間を監視している場合やJP1/Base の起動管理機能でJP1/IM - Managerサービスを起動している場合は，クラスタソフトのタイムアウト値を見直す必要があります。インテリジェント統合管理基盤を設定したあとでサービスの起動時間を確認し，タイムアウト値を調整してください。
インテリジェント統合管理基盤の共有ディスク上のファイル構成を，次の表に示します。
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OS |
共有ファイル種別 |
フォルダ名 |
|---|---|---|
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Windows |
定義ファイル |
共有フォルダ\jp1imm\conf\imdd\ 共有フォルダ\jp1imm\conf\ssl\※ |
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ログファイル |
共有フォルダ\jp1imm\log\imdd\ |
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プラグイン |
共有フォルダ\jp1imm\plugin\imdd\ |
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データファイル |
共有フォルダ\jp1imm\data\imdd\ |
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UNIX |
定義ファイル |
共有ディレクトリ/jp1imm/conf/imdd/ 共有ディレクトリ/jp1imm/conf/ssl/※ |
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ログファイル |
共有ディレクトリ/jp1imm/log/imdd/ |
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プラグイン |
共有ディレクトリ/jp1imm/plugin/imdd/ |
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データファイル |
共有ディレクトリ/jp1imm/data/imdd/ |
注※ sslフォルダは，通信暗号化機能を有効にしJP1/IM2 - Managerサービスを起動すると作成されます。
インテリジェント統合管理基盤のクラスタ環境の構築手順を次に示します。
セットアップ後にJP1/IM - Managerを起動する手順については，マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド」の「3. JP1/IM - Manager の起動と終了」を参照してください。
なお，次の手順を行う前に，セントラルコンソールと統合監視DBのクラスタ環境の構築が完了していることを確認してください。
- 〈この節の構成〉