cpapasswd
機能
メール送信機能でSMTP-AUTH認証,またはPOP before SMTP認証を使用する場合に,認証で使用するパスワードを暗号化してメールプロファイルに登録します。
また,メール受信監視機能でメール受信サーバにログインするOSのユーザーのパスワードを暗号化してメール受信用プロファイルに登録します。
形式
cpapasswd {-s SMTPパスワード| -p POP before SMTP認証パスワード|-r メール受信サーバにログインするOSのユーザーのパスワード}
実行権限
なし。
引数
- -s SMTPパスワード
-
SMTP-AUTH認証を行う場合に用いるパスワードを暗号化して,メールプロファイルに追記します。すでにパスワードが設定されている状態で実行した場合,パスワードを更新します。
SMTPパスワードには,1〜127バイトの任意の文字列を指定できます。
- -p POP before SMTP認証パスワード
-
POP before SMTP 認証を行う場合に用いるパスワードを暗号化して,メールプロファイルに追記します。すでにパスワードが設定されている状態で実行した場合,パスワードを更新します。
POP3パスワードには,1〜127バイトの任意の文字列を指定できます。
- -r メール受信サーバにログインするOSのユーザーのパスワード
-
メール受信サーバにログインするOSのユーザーのパスワードを暗号化して,メール受信用プロファイルに追記します。すでにパスワードが設定されている状態で実行した場合,パスワードを更新します。
メール受信サーバにログインするOSのユーザーのパスワードには,1〜127バイトの任意の文字列を指定できます。
戻り値
0 |
成功 |
40 |
リソース不足 |
45 |
排他処理エラー |
54 |
プロファイルにアクセス権がない |
58 |
引数の形式が不正 |
64 |
プロファイルが見つからない |
125 |
システムエラー |
環境設定
ジョブ実行サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。
コマンド実行前に,データパスのconfの下にメールプロファイル(mailprof.ini),またはメール受信用プロファイル(recvmailprof.ini)を作成しておく必要があります。メールプロファイル(mailprof.ini)については「2.3.1 メール送信機能を使用する場合」を参照してください。メール受信用プロファイル(recvmailprof.ini)については「2.3.2 メール受信監視機能を使用する場合」を参照してください。
格納場所
インストールパス\bin
ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。
- 32ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin
- 64ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin