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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


cpajobprint

〈このページの構成〉

機能

ジョブまたはアイテムの定義情報を任意のファイルに出力します。

コマンドの出力結果をリダイレクトして定義ファイルとして保存し,cpajobentryコマンドで指定したり,ジョブ登録画面やアイテム作成画面から読み込むことで,ジョブやアイテムを登録することができます。

<指定例>
cpajobprint -i Job1 > 出力先ファイル名.xml

形式

cpajobprint
      {  -i ジョブ名
       | -f アクションフローアイテム名
       | -c カレンダーアイテム名
       | -a アクションアイテム名
       | -d 実行日アイテム名
       | -t 実行時刻アイテム名  }
> 出力先ファイル名.xml

実行権限

なし。

引数

-i ジョブ名

指定したジョブ名の定義情報を出力します。

指定できるジョブ数は1ジョブです。

ジョブ名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。

-f アクションフローアイテム名

指定したアイテム名の定義情報を出力します。

指定できるアイテム数は1アイテムです。

アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。

-c カレンダーアイテム名

指定したアイテム名の定義情報を出力します。

指定できるアイテム数は1アイテムです。

アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。

-a アクションアイテム名

指定したアイテム名の定義情報を出力します。

指定できるアイテム数は1アイテムです。

アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。

-d 実行日アイテム名

指定したアイテム名の定義情報を出力します。

指定できるアイテム数は1アイテムです。

アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。

-t 実行時刻アイテム名

指定したアイテム名の定義情報を出力します。

指定できるアイテム数は1アイテムです。

アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。

> 出力先ファイル名.xml

リダイレクト先に出力先ファイル名を指定してください。拡張子は「.xml」を指定してください。

メモ

cpareportコマンドの-c item,-c jdsオプションで,アイテムやジョブ一覧の情報を出力し,出力されたアイテム名およびジョブ名を,cpajobentryコマンドのオプションに指定することで,アイテムやジョブ種別ごとに定義情報を出力できます。

戻り値

0

成功

40

リソース不足

58

引数不正

67

指定されたものが存在しない

96

ジョブまたはアイテムの内容が不正

111

ファイルアクセスエラー

125

システムエラー

126

プログラムエラー

環境設定

ジョブ実行サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。

格納場所

インストールパス\bin

ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。

32ビット版のOSの場合

%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin

64ビット版のOSの場合

%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin

注意事項