cpajobprint
機能
ジョブまたはアイテムの定義情報を任意のファイルに出力します。
コマンドの出力結果をリダイレクトして定義ファイルとして保存し,cpajobentryコマンドで指定したり,ジョブ登録画面やアイテム作成画面から読み込むことで,ジョブやアイテムを登録することができます。
- <指定例>
cpajobprint -i Job1 > 出力先ファイル名.xml
形式
cpajobprint { -i ジョブ名 | -f アクションフローアイテム名 | -c カレンダーアイテム名 | -a アクションアイテム名 | -d 実行日アイテム名 | -t 実行時刻アイテム名 } > 出力先ファイル名.xml
実行権限
なし。
引数
- -i ジョブ名
-
指定したジョブ名の定義情報を出力します。
指定できるジョブ数は1ジョブです。
ジョブ名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- -f アクションフローアイテム名
-
指定したアイテム名の定義情報を出力します。
指定できるアイテム数は1アイテムです。
アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- -c カレンダーアイテム名
-
指定したアイテム名の定義情報を出力します。
指定できるアイテム数は1アイテムです。
アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- -a アクションアイテム名
-
指定したアイテム名の定義情報を出力します。
指定できるアイテム数は1アイテムです。
アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- -d 実行日アイテム名
-
指定したアイテム名の定義情報を出力します。
指定できるアイテム数は1アイテムです。
アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- -t 実行時刻アイテム名
-
指定したアイテム名の定義情報を出力します。
指定できるアイテム数は1アイテムです。
アイテム名には,1〜45バイトのマルチバイト文字,半角英数字および_(アンダーバー)が指定できます。
- > 出力先ファイル名.xml
-
リダイレクト先に出力先ファイル名を指定してください。拡張子は「.xml」を指定してください。
- メモ
-
cpareportコマンドの-c item,-c jdsオプションで,アイテムやジョブ一覧の情報を出力し,出力されたアイテム名およびジョブ名を,cpajobentryコマンドのオプションに指定することで,アイテムやジョブ種別ごとに定義情報を出力できます。
戻り値
0 |
成功 |
40 |
リソース不足 |
58 |
引数不正 |
67 |
指定されたものが存在しない |
96 |
ジョブまたはアイテムの内容が不正 |
111 |
ファイルアクセスエラー |
125 |
システムエラー |
126 |
プログラムエラー |
環境設定
ジョブ実行サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。
格納場所
インストールパス\bin
ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。
- 32ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin
- 64ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin
注意事項
-
定義情報は文字コードUTF-8で出力されます。
-
リダイレクトせずにコマンドを実行した場合は,標準出力に出力されます。
-
出力した定義ファイルの内容は変更しないでください。変更した場合,cpajobentryコマンドでの登録,および画面からの「開く」ボタンからの読み込みはできません。
-
ジョブ名やアイテム名は,大文字,小文字を区別するため正しく指定してください。
-
引数に,指定対象以外のジョブやアイテムの名称を指定した場合は,コマンドはエラーとなり終了します。ただし,指定対象に同じ名称が存在する場合は,指定対象のジョブ名またはアイテム名として定義情報が出力されます。