cpasetprof
機能
プロフィールにプロフィール情報を設定します。設定されたプロフィール情報は,ジョブの実行時の変数として利用できます。
形式
cpasetprof [{-a プロフィール名=値|-d プロフィール名|-c}]
実行権限
なし。
引数
- -a プロフィール名=値
-
プロフィールにプロフィール名と値を設定します。
- プロフィール名:
-
32バイト以内の半角英数字で指定します。
- 値:
-
80バイト以内の文字列で指定します。ASCIIコードのコンマ(,),スペース( )および改行文字(\n,CR+LFまたはLF)は指定できません。文字コードのOSロケールがUTF-8でない場合,UTF-8に変換したあとのサイズを適用します。
プロフィール名にすでに設定済みの名称が指定されていた場合は,指定された値を上書きします。また,すでにプロフィールが最大登録数(16個)に達している場合は,新規追加はできません。
-aオプションは最大登録数を上限として,繰り返し指定可能です。
- -d プロフィール名
-
プロフィールに設定されているプロフィール名を削除します。
-dオプションは繰り返し指定可能です。なお,-dオプションを複数指定した場合に,一部の削除に失敗したプロフィールがあったときでも,後続のオプションの処理を継続します。この場合のコマンドの戻り値は,失敗を示す戻り値の一番大きな値の戻り値となります。
- -c
-
プロフィール情報をすべて削除します。
- 指定なし
-
オプションを指定しなかった場合は,設定されているプロフィール情報の一覧を表示します。表示項目がない場合は,プロフィール情報が設定されていないことを示すメッセージを標準出力に出力しますが,コマンドの戻り値は成功を示す値となります。
表示フォーマットは次の表示例のとおりです。
- <表示例>
prof1=user1 prof2=D:\work
戻り値
0 |
成功 |
16 |
プロフィールが設定されていない |
40 |
リソース不足 |
58 |
引数不正 |
85 |
登録上限数を超えた |
94 |
システム設定ファイル(config.xml)に誤りがある |
104 |
プロフィール設定ファイルが不正 |
109 |
システム設定ファイル(config.xml)が存在しない |
112 |
プロフィール設定ファイルがない |
125 |
システムエラー |
126 |
プログラムエラー |
環境設定
ジョブ実行サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。
メッセージ通信サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。
格納場所
インストールパス\bin
ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。
- 32ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin
- 64ビット版のOSの場合
-
%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin