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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


cpasetprof

〈このページの構成〉

機能

プロフィールにプロフィール情報を設定します。設定されたプロフィール情報は,ジョブの実行時の変数として利用できます。

形式

cpasetprof [{-a プロフィール名=|-d プロフィール名|-c}]

実行権限

なし。

引数

-a プロフィール名=値

プロフィールにプロフィール名と値を設定します。

プロフィール名:

32バイト以内の半角英数字で指定します。

80バイト以内の文字列で指定します。ASCIIコードのコンマ(,),スペース( )および改行文字(\n,CR+LFまたはLF)は指定できません。文字コードのOSロケールがUTF-8でない場合,UTF-8に変換したあとのサイズを適用します。

プロフィール名にすでに設定済みの名称が指定されていた場合は,指定された値を上書きします。また,すでにプロフィールが最大登録数(16個)に達している場合は,新規追加はできません。

-aオプションは最大登録数を上限として,繰り返し指定可能です。

-d プロフィール名

プロフィールに設定されているプロフィール名を削除します。

-dオプションは繰り返し指定可能です。なお,-dオプションを複数指定した場合に,一部の削除に失敗したプロフィールがあったときでも,後続のオプションの処理を継続します。この場合のコマンドの戻り値は,失敗を示す戻り値の一番大きな値の戻り値となります。

-c

プロフィール情報をすべて削除します。

指定なし

オプションを指定しなかった場合は,設定されているプロフィール情報の一覧を表示します。表示項目がない場合は,プロフィール情報が設定されていないことを示すメッセージを標準出力に出力しますが,コマンドの戻り値は成功を示す値となります。

表示フォーマットは次の表示例のとおりです。

<表示例>
prof1=user1
prof2=D:\work

戻り値

0

成功

16

プロフィールが設定されていない

40

リソース不足

58

引数不正

85

登録上限数を超えた

94

システム設定ファイル(config.xml)に誤りがある

104

プロフィール設定ファイルが不正

109

システム設定ファイル(config.xml)が存在しない

112

プロフィール設定ファイルがない

125

システムエラー

126

プログラムエラー

環境設定

ジョブ実行サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。

メッセージ通信サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。

格納場所

インストールパス\bin

ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。

32ビット版のOSの場合

%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin

64ビット版のOSの場合

%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin