2.3.2 メール受信監視機能を使用する場合
メール受信監視機能を使用する場合は,CPAをインストールしたホストで,メール受信監視機能が使用するメール受信用プロファイルをあらかじめ作成しておく必要があります。
メール受信用プロファイルは,モデルファイルを参考に手動で作成します。
- 格納場所
・データパス\conf\recvmailprof.ini.model(モデルファイル) ・データパス\conf\recvmailprof.ini(メール受信用プロファイル)
ただし,デフォルトの格納先は次のとおりになります。
・%ProgramData%\HITACHI\jp1\jp1_default\JP1CPA\conf\recvmailprof.ini.model(モデルファイル) ・%ProgramData%\HITACHI\jp1\jp1_default\JP1CPA\conf\recvmailprof.ini(メール受信用プロファイル)
- メール受信用プロファイルの内容
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メール受信用プロファイルに記述する内容を次に示します。
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Protocol={ POP3 | IMAP4 }
メール受信サーバのプロトコルを指定します。
省略した場合は「POP3」を仮定します。
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ServerName=メール受信サーバ名またはIPアドレス
メール受信サーバ名,またはIPアドレスを指定します。
IPアドレスを指定する場合は,IPv4またはIPv6のどちらかのIPアドレス形式で指定します。なお,メール受信サーバ名,またはIPアドレスは,256バイト以下で指定します。
この設定項目は省略できません。
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Port=メールサーバのポート番号
メール受信サーバの通信ポートのポート番号を指定します。
この設定項目を省略した場合,ProtocolがPOP3ならTCPの110番を,IMAP4ならTCPの143番を使用します。なお,ポート番号は1以上65535以下の数値で指定します。
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UserName=OSのユーザー名
メール受信サーバにログインするOSのユーザー名を指定します。
OSのユーザー名は半角英数字255文字以下の長さで指定します。この設定項目は省略できません。
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Password=パスワード
メール受信サーバにログインするOSのユーザーのパスワードを指定します。
この設定項目はcpapasswdコマンドで設定します。cpapasswdコマンドについては,「9. コマンド」の「cpapasswd」を参照してください。
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