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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


5.5.1 イベントモニター機能一覧

表5‒6 イベントモニター機能一覧

項番

機能

監視する事象

内容

1

ファイル監視

作成

指定した名称のファイルが作成されているか,新たに作成されたかを監視する。※1

2

削除

指定した名称のファイルが削除されているか,削除されたかを監視する。※1

3

サイズ変更

指定した名称のファイルのサイズが変更されたかを監視する。※1

4

最終書き込み時刻変更

指定した名称のファイルの更新時刻が変更されたかを監視する。※1

5

任意のイベント監視

任意のコマンドの実行結果

任意のコマンドを1分ごとに実行し,指定の戻り値になったかを監視する。コマンド名には,絶対パスを指定する。

6

JP1AJS3からの連携監視※2

AJS3からのジョブ実行開始通知

AJS3 - Managerに定義したCPA連携用カスタムジョブが実行開始したかを監視する。

7

メール受信監視

差出人

特定の送信元メールアドレスからの,メールの受信を監視する。

8

件名

件名に特定の文字列を含むメールの受信を監視する。

9

本文

本文に特定の文字列を含むメールの受信を監視する。

10

Windowsイベント監視※3

ログオン

Windowsユーザーのログオンを監視する。

11

ログオフ

Windowsユーザーのログオフを監視する。

12

画面ロック

Windowsユーザーの画面ロックを監視する。

13

画面ロック解除

Windowsユーザーの画面ロック解除を監視する。

注※1

監視対象ファイル名に指定できるファイル名は,絶対パスで指定されたローカルファイルのファイル名です。なお,実行ユーザー設定機能を使用することで,仮想ユーザー名にひも付くWindowsユーザーでネットワークファイルへのアクセスが可能になるため,ネットワーク上のファイル名も指定できます。詳細については,「4.4.1(3) ネットワーク上のファイルを使用する場合」を参照してください。

注※2

この機能は,実行条件用のアイテムです。

この機能を利用するには,AJS3側でもセットアップが必要です。セットアップの詳細については,「2.3.3 AJS3連携機能を使用する場合」および「3.3 セットアップ」を参照してください。

注※3

この機能を利用するには,前提となるサービスの起動が必要です。詳細については,「2.3.5 Windowsイベント監視機能を使用する場合」を参照してください。