jaomajs2confset(UNIX限定)
形式
jaomajs2confset [-h 論理ホスト名]
機能
jaomajs2confsetコマンドは,JP1/AJS3と連携して,JP1/AJS3でホストの電源を制御する場合に必要な環境を設定します。
JP1/Power MonitorとJP1/AJS3を連携して使用する場合には,JP1/Base,およびJP1/AJS3のインストールとセットアップが完了したあとに,必ずこのコマンドを実行してください。
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/usr/bin/jp1_aom/
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムを利用しているJP1/AJS3と連携する場合,論理ホスト名を指定します。論理ホスト名は,255文字以内で指定してください。このオプションを省略した場合,物理ホスト名を指定したとみなします。
JP1/Power MonitorとJP1/AJS3を連携して使用する場合には,JP1/Power Monitorのインストール,およびJP1/Baseのセットアップを実行したあとに,必ずこのコマンドを実行してください。
注意事項
-
-h以外のオプションを指定してコマンドを実行すると,エラーになります。
-
-hオプションを指定する場合,論理ホスト名を省略してコマンドを実行するとエラーになります。
-
このコマンドを実行すると,共通定義情報が変更されます。論理ホスト名を指定してこのコマンドを実行した場合は,実行系と待機系で共通定義情報を一致させてください。共通定義情報を一致させる手順については,「7.4.6 共通定義情報を変更したときの作業」を参照してください。
戻り値
0 |
コマンドが正常終了しました。 |
0以外 |
エラーが発生しました。エラーの内容に応じてメッセージを出力します。 |
使用例
- (例1)
-
JP1/AJS3と連携するために必要な環境を設定します。
jaomajs2confset
- (例2)
-
論理ホストHOST2に対する定義情報を設定します。
jaomajs2confset -h HOST2