8.1.4 スケジュール情報をエクスポートする
Windowsホストのカレンダー情報を,UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルのフォーマットに合わせてエクスポートします。生成された運転スケジュール定義ファイルの有効な使い方および運転スケジュール定義ファイルへのエクスポート方法を説明します。
(1) エクスポートした運転スケジュール定義ファイル
Windowsホストのカレンダー情報をエクスポートし,生成された運転スケジュール定義ファイルは,次のように利用できます。
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カレンダー情報を参照する。
テキストでカレンダー情報を参照し,確認することができます。
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カレンダー情報をエディターで修正する。
エディターで運転スケジュール定義ファイルのテキストを修正します。修正後の運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストのカレンダー情報にインポートすることで,カレンダー情報が修正されます。
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他Windowsホストで,同じカレンダー情報を設定する。
他Windowsホストに,運転スケジュール定義ファイルをコピーします。コピーした運転スケジュール定義ファイルをインポートすることで,他Windowsホストでは,コピー元のWindowsホストと同じカレンダー情報を設定できます。
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UNIXホストの運転スケジュールを設定する。
運転スケジュール定義ファイルをUNIXホストにコピーして,UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルを設定できます。
Windowsホストのカレンダー情報をエクスポートした運転スケジュール定義ファイルを利用する場合の注意事項については,「8.1.6 Windowsホストのスケジュール情報をエクスポートする」を参照してください。
(2) 運転スケジュール定義ファイルへのエクスポート方法
Windowsホストのカレンダーを運転スケジュール定義ファイルへエクスポートするには,次の二つの方法があります。
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jpwcalexpコマンドを実行する。
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GUIからエクスポートする。
jpwcalexpコマンドについては,「15. コマンド」の「jpwcalexp(Windows限定)」を参照してください。ここでは,GUIでWindowsホストのカレンダー情報を運転スケジュール定義ファイルにエクスポートする手順を説明します。
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GUIの[カレンダー設定]ダイアログボックスまたは[年間カレンダー設定]ダイアログボックスを表示する。
[カレンダー設定]ダイアログボックスおよび[年間カレンダー設定]ダイアログボックスについては,「12.3 自ホストの起動・終了を設定するダイアログボックス」を参照してください。
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[エクスポート]ボタンをクリックする。
[ファイルへのエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。
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エクスポート情報を指定する。
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[エクスポート先ファイル]
[エクスポート先ファイル]に運転スケジュール定義ファイル名を入力します。運転スケジュール定義ファイル名の指定方法については,「15. コマンド」の「jpwcalexp(Windows限定)」を参照してください。
エクスポート先ファイルをGUIで選択する場合,[参照]ボタンをクリックしてください。
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[参照]ボタン
エクスポート先ファイルをGUIで選択する場合,このボタンをクリックします。[エクスポートファイルを選択]ダイアログボックスが表示され,エクスポート先ファイルを選択できます。
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[出力フォーマットの選択]
運転スケジュール定義ファイルの出力フォーマットを選択します。月単位または年単位のどちらかのオプションを選択します。運転スケジュール定義ファイルの出力フォーマットについては,「13.2.1 運転スケジュール定義ファイル」を参照してください。
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[ファイル先頭行にタイトルを出力する]を指定
運転スケジュール定義ファイルの先頭行に,タイトルを出力する場合,オプションを選択します。
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[OK]ボタンをクリックする。
これで,Windowsホストのカレンダーはエクスポートされ,運転スケジュール定義ファイルが生成されます。ただし,手順3で指定したエクスポート先ファイルがすでにある場合,上書きの確認メッセージが表示されます。エクスポート先ファイルを上書きする場合は,[はい]をクリックしてください。[いいえ]をクリックした場合は,エクスポートは実行されません。エクスポート先ファイル名を確認してください。
- 重要
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Windowsホストの計画終了中または強制終了中に,運転スケジュール定義ファイルをエクスポートしないでください。