Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


8.1.3 運転スケジュール定義ファイルをインポートする

運転スケジュール定義ファイルに,自ホスト(Windowsホスト)を起動・終了するスケジュールを設定します。運転スケジュール定義ファイルの編集には,エディターを使用します。編集した運転スケジュール定義ファイルをインポートすると,Windowsホストのスケジュールを設定できます。

運転スケジュール定義ファイルの形式については,「13.2.1 運転スケジュール定義ファイル」を参照してください。

運転スケジュール定義ファイルを使って,Windowsホストのスケジュールを設定するには,次の二つの場合があります。

それぞれの場合の手順および運転スケジュール定義ファイルのインポート方法について,次に説明します。

〈この項の構成〉

(1) 新たにWindowsホストのカレンダーを設定する

新たにWindowsホストのカレンダー情報を設定する場合の手順を次に示します。

  1. エディターで運転スケジュール定義ファイルを作成する。

  2. 運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストのカレンダーにインポートする。

Windowsホストのカレンダー情報を設定する方法として,UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルを利用する方法もあります。UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルのテキストは,エディターで編集できます。UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルの利用については,「8.1.5 UNIXホストのスケジュール情報をWindowsホストで利用する」を参照してください。

(2) Windowsホストのカレンダーを修正する

すでに設定されているWindowsホストのカレンダー情報を修正する場合の手順を次に示します。

  1. Windowsホストのカレンダーをエクスポートし,運転スケジュール定義ファイルを生成する。

    Windowsホストのカレンダーをエクスポートする方法については,「8.1.4 スケジュール情報をエクスポートする」を参照してください。

  2. 生成した運転スケジュール定義ファイルのテキストをエディターで修正する。

  3. 修正した運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストのカレンダーにインポートする。

(3) 運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストのカレンダーにインポートする

運転スケジュール定義ファイルを,Windowsホストのカレンダーにインポートするには,次の二つの方法があります。

jpwcalimpコマンドについては,「15. コマンド」の「jpwcalimp(Windows限定)」を参照してください。ここでは,GUIで運転スケジュール定義ファイルをインポートする手順を説明します。

  1. GUIの[カレンダー設定]ダイアログボックスまたは[年間カレンダー設定]ダイアログボックスを表示する。

    [カレンダー設定]ダイアログボックスおよび[年間カレンダー設定]ダイアログボックスについては,「12.3 自ホストの起動・終了を設定するダイアログボックス」を参照してください。

  2. [インポート]ボタンをクリックする。

    [ファイルのインポート]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 運転スケジュール定義ファイル名を入力する。

    次のどちらかの方法で運転スケジュール定義ファイル名を入力します。

    • [インポート元ファイル]に運転スケジュール定義ファイル名を入力する。

      運転スケジュール定義ファイル名の指定方法については,「15. コマンド」の「jpwcalimp(Windows限定)」を参照してください。

    • [参照]ボタンをクリックする。

      このボタンをクリックすると,[インポートファイルを選択]ダイアログボックスが表示され,インポート元ファイルを選択できます。

  4. [OK]ボタンをクリックする。

    これで,エディターで編集した運転スケジュール定義ファイルが,Windowsホストのカレンダーにインポートされます。

    重要
    • Windowsホストの計画終了中または強制終了中に,運転スケジュール定義ファイルをインポートしないでください。

    • カレンダーで設定した運転スケジュールは,すぐに有効になります。JP1/Base Control Serviceサービスを再起動する必要はありません。