jpwcalimp(Windows限定)
形式
jpwcalimp -f 運転スケジュール定義ファイル名
機能
jpwcalimpコマンドは,エディターで編集した運転スケジュール定義ファイル,またはUNIXホストの運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストのJP1/Power Monitorカレンダーにインポートするコマンドです。
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
JP1PWパス\bin
引数
-f 運転スケジュール定義ファイル
Windowsホストにインポートする運転スケジュール定義ファイル名をフルパスで指定します。運転スケジュール定義ファイル名は,255文字以内で指定してください。ファイル名だけを指定した場合は,コマンドを実行したカレントパスのファイルをインポートします。この引数は省略できません。
注意事項
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このコマンドは,次の状態では実行しないでください。
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Windowsホストの計画終了中または強制終了中
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Windowsホストで[環境設定]ダイアログボックスを開いているとき
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WindowsホストのGUIで,カレンダー情報を設定したり参照したりしているとき
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UNIXホストで使用している運転スケジュール定義ファイルをインポートする場合,インポート前に,次のように運転スケジュール定義ファイルを編集してください。
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改行コードをWindows用に変換する。
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翌日の時刻設定とみなされる時刻設定(次回電源投入時刻 >= 終了開始時刻)を実際に動作させたい日に時刻設定する。
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Windows←→UNIX間で運転スケジュール定義ファイルをFTPコマンドで転送する場合,転送モードにアスキーモードを指定してください。
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JP1/Power Monitorは文字コード「Unicode」には対応していません。このため,運転スケジュール定義ファイルを保存する場合には,文字コードを「ANSI」(シフトJIS)にして保存してください。
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カレンダーで設定した運転スケジュールは,すぐに有効になります。JP1/Base Control Serviceサービスを再起動する必要はありません。
戻り値
0(正常終了)※ |
正常にインポートしました。 |
1 |
計画・強制終了中です。 |
2 |
メモリーが不足しています。 |
3 |
ディスク領域が不足しています。 |
4 |
入出力エラーが発生しました。 |
5 |
引数に誤りがあります。 |
6 |
ファイルがみつかりません。 |
7 |
ファイルが使用されています。 |
8 |
アクセスが拒否されました。 |
9 |
コマンドの実行権限がありません。 |
10 |
スケジュール機能が動作中です。 |
11 |
指定されたファイルの内容に誤りがあります。 |
99 |
システムエラーが発生しました。 |
- 注※
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ワーニングは戻り値0となります。
使用例
運転スケジュール定義ファイル(c:\Pw\pwcal)をWindowsホストのJP1/Power Monitorカレンダーにインポートします。
jpwcalimp -f c:\Pw\pwcal